特許
J-GLOBAL ID:200903063331666162

タイヤトレッド用ゴム組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-135210
公開番号(公開出願番号):特開平5-320424
出願日: 1992年05月27日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【構成】 下記条件AおよびBを満足するタイヤトレッド用ゴム組成物。A.ゴム成分が、少なくともスチレン単位とブタジエン単位とを有するポリマーからなるとともに硫黄で架橋され、ポリマー主鎖を構成する全モノマー単位に対するポリマー主鎖中に二重結合を形成するのに関与したモノマー単位のモル百分率が20〜60%であり、下記式(1)を満足する。1.73×x+0.7×y+0.35×z+44≧110 (1)(式中、xはスチレン単位の、yはビニル基を形成するのに関与したモノマー単位の、zはトランス型二重結合を形成するのに関与したモノマー単位の、それぞれ、全ポリマーを構成する全モノマー単位に対するモル百分率を示す。)B.硫黄に対する加硫促進剤の配合重量比が3〜10である。【効果】 高速走行用タイヤ、特に競技用タイヤのトレッド用ゴム組成物の配合において、ゴム成分ポリマーの架橋形態がコントロールされているので、連続走行による物性の変化が抑えられ、グリップ力の低下、すなわち走行タイムの悪化が抑制される。
請求項(抜粋):
下記条件AおよびBを満足するタイヤトレッド用ゴム組成物。A.ゴム成分が、少なくともスチレン単位とブタジエン単位とを有するポリマーからなるとともに硫黄で架橋され得るゴム成分であって、ポリマー主鎖を構成する全モノマー単位に対するポリマー主鎖中に二重結合を形成するのに関与したモノマー単位のモル百分率が20〜60%であるとともに、下記式(1)を満足する。 1.73×x+0.7×y+0.35×z+44≧110 (1)(式中、xは全ポリマーを構成する全モノマー単位に対するスチレン単位のモル百分率、yは全ポリマーを構成する全モノマー単位に対するビニル基を形成するのに関与したモノマー単位のモル百分率、zは全ポリマーを構成する全モノマー単位に対するトランス型二重結合を形成するのに関与したモノマー単位のモル百分率を示す。)B.硫黄に対する加硫促進剤の配合重量比(加硫促進剤/硫黄)が3〜10である。
IPC (5件):
C08L 9/06 KCU ,  B60C 1/00 ,  B60C 11/00 ,  C08J 3/05 ,  C08J 3/24 CEQ

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