特許
J-GLOBAL ID:200903063336046081

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188547
公開番号(公開出願番号):特開平10-010082
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 金具本体と検出素子との間の先端面側のシール性を高める。【解決手段】 本体2の内周面と検出素子15の外周面との間にシール材18を充填し、シール材18を押圧する絶縁部材19と筒体24のフランジ25との間に、これらとほぼ同軸状でばね性を有する環状ばね体21を配置し、本体2の後端部の周縁8を内側に折り曲げてそのフランジ25を覆い、軸方向に圧縮することでシール材18を圧縮してシールを保持してなるセンサで、絶縁部材19の後端面20が環状ばね体21の先端面22の内周寄り部位を、フランジ25の先端面26が環状ばね体21の後端面23の外周寄り部位をそれぞれ軸方向に押圧するような寸法関係とし、この環状ばね体21の弾性変形によってシール材18を圧縮する方向に絶縁部材19を常時押圧する。
請求項(抜粋):
先端側の内周に内向きに突出する内周段部が周設された筒状の金具本体の内側に、外周に外向きに突出する外周凸部が周設された検出素子が、該検出素子の先端側から同軸状に内挿されて該外周凸部を前記内周段部に絶縁を保持して係合され、前記金具本体の内周面と該検出素子の外周面との間であって、該検出素子の外周凸部より後端側にはシール材が充填され、該シール材より後端側にはリング状の絶縁部材が同軸状に内挿され、さらに端部外周にフランジが周設された筒体が、そのフランジで前記絶縁部材を先端側に押圧するように同軸状に内挿され、該金具本体の後端部の周縁が内側に折り曲げられて該フランジを覆うと共に、前記シール材を軸方向に圧縮する構造のガスセンサにおいて、前記絶縁部材と前記筒体のフランジとの間に、これらとほぼ同軸状でばね性を有する環状ばね体が配置され、しかも、前記絶縁部材と前記筒体のフランジは、該環状ばね体の内周寄り部位と外周寄り部位とを軸方向の互いに反対側に向けて弾性変形させるような寸法関係に形成され、この環状ばね体の弾性変形によって前記シール材を圧縮する方向に前記絶縁部材を常時押圧してなることを特徴とするガスセンサ。

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