特許
J-GLOBAL ID:200903063337599297

デジタル制御型発振回路の発振周波数制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-195871
公開番号(公開出願番号):特開平8-046429
出願日: 1994年07月27日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 周波数-温度特性が基準値と大きく異なる水晶振動子でも容易に使用可能なデジタル制御型発振回路の発振周波数制御方法を提供すること。【構成】 温度センサで水晶振動子の温度変化を検出し、水晶振動子の温度変化による共振周波数のずれを可変容量素子に印加する電圧を制御することにより発振周波数を一定に制御するデジタル制御型発振回路の周波数制御方法において、記憶回路7を設け、予め、適切な3点の温度を選び該水晶振動子の周波数偏差を補正する制御電圧を測定し、3点の測定値より3次式の補正曲線を求め、その係数を記憶回路7に記憶させておき、温度センサ2の測定温度に対応する制御電圧を3次式の補正曲線から算出し、可変容量素子に印加しその静電容量を制御することにより発振周波数を一定周波数に維持する。
請求項(抜粋):
水晶振動子、温度センサ及び、可変容量素子を使用した発振回路を具備し、前記温度センサで水晶振動子の温度変化を検出し、水晶振動子の温度変化による共振周波数のずれを可変容量素子に印加する電圧を制御することにより該発振回路の発振周波数を一定周波数に制御する制御部を有するデジタル制御型発振回路の発振周波数制御方法において、前記制御部に記憶回路を設け、予め、適切な3点以上の温度を選び該水晶振動子の周波数偏差を補正する制御電圧を測定し、前記複数点の測定値より補正曲線を求め、その係数を前記記憶回路に記憶しておき、前記温度センサの測定温度に対応する制御電圧を前記3次式の補正曲線から算出し、該制御電圧を前記可変容量素子に印加し、その静電容量を制御することにより前記発振回路の発振周波数を一定周波数に維持することを特徴とするデジタル制御型発振回路の発振周波数制御方法。
IPC (2件):
H03B 5/32 ,  H03L 1/02

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