特許
J-GLOBAL ID:200903063342564086

ガスタービン冷却空気用クーラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128937
公開番号(公開出願番号):特開平11-324709
出願日: 1998年05月12日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンのTCAクーラに関し、クーラ本体を小型にし、クーラの伝熱管のリークにより空気中に混入する液を簡単な構造で除去する。【解決手段】 クーラ本体10内には伝熱管群12が設けられ、クーラ本体10は従来必要とした空気の低速上昇流部とリターンフロー用の通路をなくして小型にする。水20は水流入口13より伝熱管群12に流入し、周囲の空気で加熱されて水流出口14より流出し、ボイラ給水系に導かれる。空気21は空気流入口15よりクーラ本体10内に充満し、伝熱管群12により冷却され、空気流出口16、空気出口部ダクト17を通り、ガスタービンに導かれ、翼、ロータ等を冷却する。空気出口部ダクト17はクーラ本体10下部より垂直に配置され、内部壁面には螺旋溝が設けられ、空気に旋回流を与えて上昇させ、空気中に含まれる液を分離するので、伝熱管群12のリークによる液滴が空気と一緒にガスタービンに侵入するのが防止される。
請求項(抜粋):
密閉されたクーラ本体と、同クーラ本体内に配設され内部に水を流通させる伝熱管群と、前記クーラ本体に空気を供給する空気流入口及び空気を流出させる空気流出口とを備え、前記空気流入口より前記クーラ本体内に空気を流入し、前記伝熱管群内を流通する水で冷却して前記空気流出口からガスタービンへ冷却用空気として供給すると共に、前記伝熱管群から流出する加熱水をHRSG給水系に供給するガスタービン冷却空気用クーラにおいて、前記空気流出口に接続し、空気を流出させる空気出口部ダクトと、同空気出口部ダクト内壁面に設けられ前記流出する空気に上昇旋回流を与える螺旋溝と、前記空気出口部ダクトの途中に設けられたドレン排出部とを具備したことを特徴とするガスタービン冷却空気用クーラ。
IPC (3件):
F02C 7/14 ,  F02C 7/18 ,  F28F 17/00 501
FI (3件):
F02C 7/14 ,  F02C 7/18 A ,  F28F 17/00 501 D

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