特許
J-GLOBAL ID:200903063344010436

固体吸収体を使用した冷却及び加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090226
公開番号(公開出願番号):特開平7-120100
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 高いCOP を得ることのできる冷却及び加熱装置を提供する。【構成】 少なくとも1種類の冷却流体を固定することができ、かつ熱交換器(6 )に接触している少なくとも1種類の吸収体(4 )を収納している少なくとも1つの反応器(2 )と、熱交換器によって伝熱流体(10)を熱源(8 )と冷熱源(12)の間で交番循環させて、区画を通過する温度前線を固体吸収体内に作り出す手段と、凝集器(22)と、蒸発器(24)を備えている。吸収体の熱伝導度と透過性は交換器内の伝熱流体の変位に平行な方向で、垂直な方向でよりも低い。ガス状冷却流体循環手段(28、32、V1からV16 )は、温度前線とともに区画を通過する圧力前線を作り出す。
請求項(抜粋):
少なくとも1 種類の冷却流体を固定することができ、かつ熱交換器(6 )に接触している少なくとも1 種類の吸収体(4 )を収納している少なくとも1 つの反応器(2 、2a)と、伝熱流体を加熱するための少なくとも1 つの熱源(8 、8a、8b)と、前記伝熱流体を冷却するための少なくとも1 つの冷熱源(12、12a 、12b )とを備えている冷却及び加熱装置であって、反応器が複数個の分離した区画(C1からC7)を有しており、各区画が前記固体吸収体の一部を収納していることを特徴とし、熱交換器によって伝熱流体を熱源と冷熱源との間で交番循環させて、第1 の区画から最後の区画まで、あるいはその逆に区画を連続的に通過する温度前線を固体吸収体(4 )内に作り出す手段であって、固体吸収体が熱交換器(6 )内での伝熱流体(10)の変位に垂直な方向でよりも、平行な方向で熱伝導率と透過性が低くなる複合材料である手段(14、16;52、54)と、材料が伝熱流体の結果、加熱された場合に、材料によって解放される冷却流体を凝縮するための少なくとも1 つの凝縮器(22)と、冷却流体を気化させて、材料が伝熱流体によって冷却された場合に、冷却流体を材料に固定するようにする、凝縮器よりも圧力が低い少なくとも1 つの蒸発器(24)と、液相の冷却流体を凝縮器から蒸発器へ戻すための手段(26)と、気相の冷却流体を蒸発器から反応器へ、次いで反応器から凝縮器へ循環させ、温度前線とともに区画を連続的に横切る圧力前線によって分離された高圧域と低圧域を反応器内に作り出すことのできる手段(28、30、32、34、V1からV16 ;30、48、v1からv8;30、30a 、34、34a 、V1からV16 、V1a からV16a;30、30a 、48、48a 、v1からv8、v1a からv8a )とを備えていることを特徴とする冷却及び加熱装置。

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