特許
J-GLOBAL ID:200903063344662409

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-149917
公開番号(公開出願番号):特開2002-336253
出願日: 2001年05月18日
公開日(公表日): 2002年11月26日
要約:
【要約】【課題】 超音波探触子を腕表面に当接しつつ、超音波ビームを走査して、腕の血管の血液部分の3次元画像を形成するには、得られたエコー値を反転する必要があるが、反転に伴って超音波探触子のカップリング体におけるエコー値も反転されて大きくなってしまう。ここで、血液部分のエコーデータとカップリング体のエコーデータを分離することができなかったので、良好な3次元画像を得ることが困難であった。【解決手段】 超音波ビームに平行なエコーデータ列48ごとに、そのエコーデータ列48を構成するエコーデータのエコー値と、カップリング体20と腕との境界を検出するために設定された特定の閾値とをエコーデータ列に沿って順次比較する。この比較結果によって腕表面14としての境界を検出し、この境界に基づいてカップリング体20が排除される位置に演算開始点を設定する。
請求項(抜粋):
被検体表面に当接される変形自在のカップリング体を介して被検体の3次元領域に対して複数の超音波ビームを形成し、各超音波ビームごとにエコーデータ列を出力する超音波ビーム形成手段と、前記エコーデータ列を構成する各エコーデータのエコー値に基づいて、前記被検体と前記カップリング体との境界を前記エコーデータ列に沿って検出する境界検出部と、前記超音波ビームごとに検出された境界に基づいて、前記超音波ビームごとに前記カップリング体が除外される深さ位置に演算開始点を設定する演算開始点設定部と、前記エコーデータ列ごとにその前記演算開始点から深さ方向へ所定のレンダリング演算を実行し、各エコーデータ列ごとにビーム対応画素値を求める演算部と、前記ビーム対応画素値を2次元マッピングして、前記3次元領域を表わす3次元画像を形成する画像形成部と、を含むことを特徴とする超音波診断装置。
Fターム (13件):
4C301AA02 ,  4C301BB13 ,  4C301DD01 ,  4C301DD02 ,  4C301EE11 ,  4C301EE12 ,  4C301FF12 ,  4C301JB27 ,  4C301JC08 ,  4C301KK16 ,  4C301KK21 ,  4C301KK30 ,  4C301LL02

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