特許
J-GLOBAL ID:200903063353165515

熱伝導率検出器を内蔵するキャピラリーカラムとその作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-142455
公開番号(公開出願番号):特開平11-337542
出願日: 1998年05月25日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】従来の試料物質のガス流速の低下を防止するメイクアップ方法を必要とすることなく、キャリアガスおよびキャリアガスに含まれている試料物質の流速が低下しない構造となし、ガスクロマトグラフィの分離能力の低下を抑制することが可能な熱伝導率検出器を内蔵したキャピラリーカラムとその作製方法を提供する。【解決手段】一対の基板を用いて、試料物質のガス流路となる固定相を設けた溝からなる分離用キャピラリーカラム部分を構成し、溝を通過する試料物質であるガスと接触するようにフィラメントまたはサーミスタを配設して熱伝導率検出器部分を構成し、検出器部分の溝の断面積とキャピラリーカラム部分の溝の断面積を同じ大きさに設定するか、もしくは検出器部分の溝の断面積がキャピラリーカラム部分の溝の断面積に比べて大きくならないように設定する。
請求項(抜粋):
一対の基板と、これらの基板のいずれか一方、もしくは両方に、試料物質のガス流路となる溝を形成し、該溝の内壁には薄膜状の固定相を設けた分離用キャピラリーカラム部分を構成し、該キャピラリーカラム部分を構成する基板と基板との間で、上記溝に露出し、溝を通過する試料物質であるガスと接触するように、フィラメントまたはサーミスタを配設して熱伝導率検出器部分を構成し、該熱伝導率検出器部分の溝の断面積と、上記キャピラリーカラム部分の溝の断面積とを同じ大きさに設定するか、もしくは上記熱伝導率検出器部分の溝の断面積が上記キャピラリーカラム部分の溝の断面積に比べて大きくならないように設定してなることを特徴とする熱伝導率検出器を内蔵するキャピラリーカラム。
IPC (2件):
G01N 30/60 ,  G01N 30/66
FI (2件):
G01N 30/60 D ,  G01N 30/66
引用特許:
審査官引用 (7件)
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