特許
J-GLOBAL ID:200903063360629187

空気調和装置の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-128982
公開番号(公開出願番号):特開平6-341695
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】一定の冷媒流量を確保しつゝ通常制御への移行を迅速にし、熱交換器能力を充分に利用できるようにする。【構成】低圧圧力相当飽和温度に基づく算出液冷媒温度と検出液冷媒温度とを比較して低い温度を制御液温として出力する液温出力手段(52)が設けられている。加えて、該制御液温と検出ガス冷媒温度とに基づく過熱度が所定値になるように冷房時の室内電動膨張弁(32)の開度を制御する開度制御手段(53)が設けられている。また、暖房運転時の過冷却度が所定値になるように室内電動膨張弁(32)の開度を制御する過冷却制御手段(55)が設けられている。更に、高圧圧力相当飽和温度Tcと室温温度T1との差温を判別する差温判別手段(56)が設けられている。加えて、上記差温判別手段(56)が判別した差温が所定値以上になるまで暖房運転時における室内電動膨張弁(32)を所定開度に保持する開度保持手段(57)が設けられている。
請求項(抜粋):
圧縮機(21)と、熱源側熱交換器(24)と、開度調整可能な膨張弁(32)と、利用側熱交換器(31)とが順に接続されて閉回路の主冷媒回路(11)が形成されている空気調和装置の運転制御装置であって、上記利用側熱交換器(31)における吸込側液冷媒温度及び出口側ガス冷媒温度をそれぞれ検出する液温検出手段(Th2) 及びガス温検出手段(Th3) と、上記圧縮機(21)の吸込側における低圧圧力相当飽和温度を検出する飽和温度検出手段(51)と、上記主冷媒回路(11)の配管長に基づく圧力損失によって定まる所定温度を飽和温度検出手段(51)が検出した低圧圧力相当飽和温度に加算した算出液冷媒温度と上記液温検出手段(Th2) の検出液冷媒温度とを比較して低い温度を制御液温として出力する液温出力手段(52)と、該液温出力手段(52)が出力する制御液温とガス温検出手段(Th3) が検出したガス冷媒温度とに基づく過熱度が所定値になるように冷房運転時における上記膨張弁(32)の開度を制御する開度制御手段(53)とを備えていることを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
IPC (4件):
F24F 11/02 102 ,  F25B 1/00 304 ,  F25B 1/00 ,  F25B 13/00

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