特許
J-GLOBAL ID:200903063361283012

ダイバーシチ受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-049319
公開番号(公開出願番号):特開平6-268559
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 位相差検波に対して合成ダイバーシチを、ブランチ(受信系)の数に関係なく可能とする。【構成】 各ブランチの受信信号は各信号処理部31i (i=1,2,...k)において検出器19で受信レベルWi が検出されると共に、位相差検波器32で位相差検波され、これはそれぞれサンプル保持回路33,34にシンボルタイミングでサンプル保持され、位相差検波出力ΔΨi は加算器351 、352 、353、354 で隣接シンボルの取り得る位相差3π/4、π/4、-π/4、-3π/4との差がとられる。これら差が1シンボル期間内に順次取出されて絶対値がとられ、その各絶対値に対し、受信レベルWi が乗算器38で乗算されて信号処理部31i の出力とされる。各信号処理部311 〜31k の出力が、前記取り得る位相差ごとに合成器39で合成され、その4つの合成出力中の最小のものの取り得る位相差がデータ判定部41で判定されて符号として出力される。
請求項(抜粋):
複数のアンテナにより受信される各受信信号をそれぞれ位相差検波器で、位相差検波後に合成するダイバーシチ受信機において、上記各アンテナの受信レベルを検出する受信レベル検出器と、上記各位相差検波器からの位相差検波出力と理想位相点との差をとる手段と、その各差の絶対値をとる手段と、上記差の絶対値をそれぞれ対応する上記検出受信レベルに従った重み付をする手段と、これら重み付けられた絶対値を上記各理想位相点ごとに合成する合成器と、その合成器の出力中の最小となる理想位相点を判定してその理想位相点を示す符号を復調データとして出力するデータ判定回路と、を備えることを特徴とするダイバーシチ受信機。
IPC (2件):
H04B 7/08 ,  H04L 27/22

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