特許
J-GLOBAL ID:200903063366242497

ホースクリップ及びこれに使用する解除用棒状工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-007074
公開番号(公開出願番号):特開平11-201119
出願日: 1998年01月16日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 ホースクリップの拡径解除の作業性を向上させる。【解決手段】 ホースクリップ1の第1摘み片5に係止片8を設け、第2摘み片7と係合させることによって、ホースクリップ1は拡径状態に保持される。また、両摘み片5,7の間で係止片8の下側には差し込み空所12が形成され、ここへ棒状工具T1の先端部を差し込んでこじり操作をしてやると、第2摘み片7が締付輪2の軸方向へ移動し、係止片8の係止状態が解除される。これにより、ホースクリップ1は拡径状態が解除され、縮径状態へと変化する。また、両摘み片5,7同士の間は、差し込み空所12を除き棒状工具T1を突っ込むだけの隙間が開かないよう、肉盛りがされているため、棒状工具の誤挿入がない。
請求項(抜粋):
帯状のばね板を円形に回曲することで締付輪が形成されるとともに、その締付輪の一端側には径方向にアーチ状に起立した第1摘み片が、また他端側には前記第1摘み片のアーチ部分を通過したのち径方向に起立して前記第1摘み片と対向可能な第2摘み片がそれぞれ形成され、前記締付輪が自由状態に縮径したときにはホースを締付可能であり、前記両摘み片を互いに接近させた状態で保持されたときには前記締付輪が、前記ホースへ遊嵌可能な拡径状態に保持されるホースクリップにおいて、前記締付輪を拡径状態に保持するために、少なくともいずれか一方の摘み片からは、他方の摘み片に対して解離可能に係合する係止片が形成される一方、前記両摘み片が接近した状態において両摘み片同士の隙間には棒状工具の差し込み空所が形成され、この差し込み空所に対し棒状工具を差し込んでこじり操作がなされたときには、前記両摘み片が前記締付輪の軸方向に沿って相対変位を行うことで前記係止片の係止が解除可能となっていることを特徴とするホースクリップ。
IPC (3件):
F16B 7/04 302 ,  B25B 27/10 ,  F16L 33/02
FI (3件):
F16B 7/04 302 ,  B25B 27/10 A ,  F16L 33/02

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