特許
J-GLOBAL ID:200903063371527980

標数2のガロア体上で定義される超楕円曲線のヤコビ多様体の群演算を実施する装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-007384
公開番号(公開出願番号):特開2000-206879
出願日: 1999年01月14日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】ヤコビ多様体における群演算を少ない演算量にて実現すること。【解決手段】GF(2n)上で定義される超楕円曲線y2+y=f(x)のヤコビ多様体の因子D1=g.c.d.(a1(x),y-b1(x))及びD2=g.c.d.(a2(x),y-b2(x))に対し群演算を実施する装置は、a1(x)、a2(x)、b1(x)及びb2(x)を格納する手段と、GCD(a1(x),a2(x))=1(GCDは最大公約多項式)である場合におけるs1(x)a1(x)+s2(x)a2(x)=1となるs1(x)を用いて、q(x)={s1(b1(x)+b2(x))}mod a2(x)を計算する手段と有する。このように新たな関数q(x)を設けることにより、計算量が減少し、且つハードウエア量も少なくて済む。なお、D1=D2の場合には、a1(x)及びb1(x)を格納する手段と、q(x)=Q(b12(x)+f(x) mod a12(x),a1)(Q(A,B)はAをBで割ったときの商)を計算する手段を設ける。
請求項(抜粋):
GF(2n)上で定義される超楕円曲線y2+y=f(x)のヤコビ多様体の因子D1=g.c.d.(a1(x),y-b1(x))及びD2=g.c.d.(a2(x),y-b2(x))に対し群演算を実施する装置であって、a1(x)、a2(x)、b1(x)及びb2(x)を格納する手段と、GCD(a1(x),a2(x))=1(GCDは最大公約多項式)である場合におけるs1(x)a1(x)+s2(x)a2(x)=1となるs1(x)又はs2(x)を用いて、q(x)={s1(x)(b1(x)+b2(x))}mod a2(x)又はq(x)={s2(x)(b1(x)+b2(x))}mod a1(x)を計算する手段と、を有することを特徴とする装置。
IPC (4件):
G09C 1/00 650 ,  G09C 1/00 ,  G06F 7/72 ,  H03M 13/00
FI (4件):
G09C 1/00 650 Z ,  G09C 1/00 650 A ,  G06F 7/72 ,  H03M 13/00
Fターム (15件):
5J065AA01 ,  5J065AB01 ,  5J065AC01 ,  5J065AG01 ,  5J065AH03 ,  5J065AH09 ,  5J104AA22 ,  5J104AA25 ,  5J104JA25 ,  5J104NA08 ,  5J104NA16 ,  5J104NA18 ,  9A001EE03 ,  9A001GG01 ,  9A001GG11

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