特許

J-GLOBAL ID：200903063371928542

分割式オイルパン

発明者： 山本 浩貴 ,  鎌田 康仁郎 ,  本村 智樹
出願人/特許権者： 本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 落合 健 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-161838
公開番号（公開出願番号）：特開平5-010210
出願日： 1991年07月02日
公開日（公表日）： 1993年01月19日
要約：

【要約】[目的] シリンダブロックの下面に締結されるオイルパンの容量を増加させるとともに、その取付け作業を容易化する。[構成] シリンダブロック1の下面にアッパー部材4の上面を結合して複数のボルト22で締結し、更にアッパー部材4の下面にロア部材5の上面を結合して複数のボルト28で締結してオイルパンPを構成する。アッパー部材4とロア部材5の締結面を張出部271 と凹部272 を交互に有する波形に形成することにより、オイルパンPの容量と剛性の増加、および放熱性能の向上が図られる。アッパー部材4をシリンダブロック1に締結するボルト22は前記凹部272 に上方に位置するため、その凹部272 からレンチを挿入して前記ボルト22を締め付けることができる。

請求項（抜粋）：

シリンダブロック(1)の下面外周に形成した取付フランジ(13 )に締結されるアッパー部材(4)と該アッパー部材(4)の下部に締結されるロア部材(5)から構成され、前記両部材(4,5)により形成されるオイル溜め(27)にシリンダブロック(1)の取付フランジ(13 )よりも外側に膨出する張出部(271 )を形成してなる分割式オイルパンであって、前記張出部(271 )をオイル溜め(27)の外周に沿って複数に分割して形成するとともに、隣接する張出部(271 )間にシリンダブロック(1)の取付フランジ(13 )よりも内側に後退する複数の凹部(272 )を形成し、その凹部(272 )の上方位置においてアッパー部材(4)をシリンダブロック(1)の取付フランジ(13)に締結し、且つ前記アッパー部材(4)とロア部材(5)を少なくとも前記張出部(271 )の外側端部において締結したことを特徴とする、分割式オイルパン。

IPC (2件)：

F02F 7/00 302 ,  F01M 11/00