特許
J-GLOBAL ID:200903063374074730

ビデオ・カメラおよびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛久 健司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-356406
公開番号(公開出願番号):特開平6-189183
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 AGC6の特性の変化にかかわらず高速のシャッタ・スピード撮影と通常のシャッタ・スピード撮影とによって得られた映像信号のレベルを常にほぼ等しくする。【構成】 18フィールドに1回高速シャッタ・スピードで,そのほかは通常のシャッタ・スピードでの撮影を周期的に繰返す。隣接する画像を表わす輝度信号であって,高速シャッタ・スピードの撮影によって得られた1フィールド分の輝度信号が第1の積分回路21で積分され,通常のシャッタ・スピードの撮影によって得られた1フィールド分の輝度信号が第2の積分回路22で積分される。差分検出回路23によってこれらの積分値の差分データが算出され,ゲイン補正信号としてAGC6に与えられる。AGC6はゲイン制御信号がゲイン補正信号によって補正され,高速シャッタ・スピードでの映像信号のレベルと通常のシャッタ・スピードでの映像信号のレベルとがほぼ等しくされる。
請求項(抜粋):
連続する所定複数駒の撮影のうちの1回を高速シャッタ・スピードで露光し,そのほかは通常のシャッタ・スピードで露光することを周期的に繰返すシャッタ実現手段,上記通常のシャッタ・スピードで露光されたときに第1の映像信号を出力し,上記高速シャッタ・スピードで露光されたときに第2の映像信号を出力する撮影手段,上記第1の映像信号のレベルが,上記第2の映像信号のレベルとほぼ等しくなるように異なる2種類の増幅率で上記撮影手段から出力される第1および第2の映像信号を増幅する増幅回路,上記第1の映像信号によって表わされる1駒分の第1の映像信号を積分して第1の積分値を出力する第1の積分手段,上記第2の映像信号によって表わされる1駒分の第2の映像信号を積分して第2の積分値を出力する第2の積分手段,隣接する上記第1の画像と上記第2の画像を表わす映像信号から得られる上記第1の積分値と上記第2の積分値との差を算定する算定手段,ならびに上記算出手段によって算定される差にもとづいて,この差が無くなるように上記増幅回路の異なる2種類の増幅率を調整する調整手段,を備えたビデオ・カメラ。

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