特許
J-GLOBAL ID:200903063382216030

圧延機の圧延材形状制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201875
公開番号(公開出願番号):特開平5-042314
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 設定された重み係数等を圧延状況に応じて自動的に設定変更し,または圧延状況に応じて操作すべきアクチュエータを自動的に選択することのできる圧延機の圧延材形状制御装置の提供。【構成】 自動設定装置1では,上記重み係数を変更するための変更知識や操作すべきアクチュエータを選択するための選択知識が実形状分類項目毎に優先度付きでアクション推論知識ベースD3 により記憶されている。そこで,圧延状況解析部8は検出された実形状データから実形状分類項目毎の確信度を演算する。そして,アクション候補推論部11が上記確信度に適合する変更知識や選択知識に関するルールを上記優先度に応じて実形状分類項目毎に抽出し,それぞれ合成する。更に,変更・選択設定部12が上記合成されたルールに基づいて少なくとも上記重み係数を設定すると共に操作すべきアクチュエータを決定し出力する。従って,運転開始時等から定常運転に至るまでの応答速度を速くすることができる。
請求項(抜粋):
少なくとも,圧延機の圧延材出側に配備されたセンサにより検出される圧延材の幅方向の実形状データと予め設定された目標形状データとの形状偏差と,該形状偏差の重要性を与えるために設定された重み係数とを用いて上記検出された圧延材の実形状データを評価する評価関数を最小にするように上記圧延材の実形状を制御する圧延材形状制御装置において,上記検出された実形状データから上記圧延材の形状状態を示す実形状分類項目毎の確信度を演算する確信度演算手段と,少なくとも上記重み係数を変更するための経験上得られた変更知識を上記実形状分類項目毎に優先度付きで記憶する変更知識記憶手段と,少なくとも上記演算された実形状分類項目毎の確信度に適合するルールを上記優先度に応じて上記実形状分類項目毎に抽出するルール抽出手段と,上記実形状分類項目毎に抽出された変更知識に関するルールをそれぞれ合成する第1のルール合成手段と,上記合成されたルールに基づいて少なくとも上記重み係数を設定する重み係数設定手段とを具備してなることを特徴とする圧延機の圧延材形状制御装置。
IPC (5件):
B21B 37/12 111 ,  B21B 37/00 BBK ,  B21B 37/00 116 ,  B21B 37/12 BBK ,  G05B 13/02

前のページに戻る