特許
J-GLOBAL ID:200903063383818181
色変換装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-037302
公開番号(公開出願番号):特開平9-214792
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 ハードウエアに負担をかけることなく、任意の色空間座標系の任意の複数の色をそれぞれ同一色空間上の別の色に、対象外の色との間で不連続を生じないように変換できるようにする。【解決手段】 変換前の中心色として複数の中心色Ci1,Ci2を指定する。複数の変換範囲S1,S2を、それぞれ中心色Ci1,Ci2からの距離として指定する。変換後の中心色として複数の中心色Co1,Co2を指定する。変換前の中心色Ci1,Ci2と入力色Piとの相対距離D1,D2を計算し、そのうちの最小のものを1を超えない相対距離Dmとして出力する。その相対距離Dmを重み係数に変換する。その重み係数を、変換後の中心色Co1,Co2と変換前の中心色Ci1,Ci2との差分d1,d2のうちの、相対距離D1,D2のうちの最小のものに対応する方に乗算し、その乗算結果を入力色Piに加算する。
請求項(抜粋):
ある色空間座標系の色を同一色空間上の別の色に変換する装置において、変換前の中心色を指定する変換前中心色指定手段と、その変換前の中心色を含む変換範囲を指定する変換範囲指定手段と、その変換範囲内に含まれる変換後の中心色を指定する変換後中心色指定手段と、上記変換前中心色指定手段により指定された変換前の中心色、上記変換範囲指定手段により指定された変換範囲、および入力画像信号から、上記変換前の中心色と上記入力画像信号との相対距離を計算して出力する相対距離計算手段と、この相対距離計算手段の出力の相対距離を、クリッピング用定数を用いて、その定数を超えない相対距離として出力する最小値出力手段と、この最小値出力手段の出力の相対距離を重み係数に変換するための重み係数関数を指定する重み係数関数指定手段と、上記最小値出力手段の出力の相対距離を上記重み係数関数指定手段により指定された重み係数関数によって重み係数に変換して出力する重み係数変換手段と、上記変換後中心色指定手段により指定された変換後の中心色と上記変換前中心色指定手段により指定された変換前の中心色との差分を上記入力画像信号の各成分ごとに計算し、それぞれの差分に対して上記重み係数変換手段の出力の重み係数を乗算して、上記入力画像信号の各成分に加算すべき変化量を算出する変化量計算手段と、この変化量計算手段により算出された変化量を上記入力画像信号の各成分に加算して出力画像信号を得る変化量加算手段と、を備えることを特徴とする色変換装置。
IPC (3件):
H04N 1/60
, G06T 1/00
, H04N 1/46
FI (3件):
H04N 1/40 D
, G06F 15/66 310
, H04N 1/46 Z
引用特許: