特許

J-GLOBAL ID：200903063385143130

情報カードのオーバーコート定着方法及びその装置

発明者： 小林 健仁 ,  由井 賢一 ,  角田 照夫
出願人/特許権者： ニスカ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-248669
公開番号（公開出願番号）：特開平10-071789
出願日： 1996年08月30日
公開日（公表日）： 1998年03月17日
要約：

【要約】【課題】 転写熱エネルギー特性の異なった複数種類のコートフィルムを、情報カードに容易にオーバコートできる定着方法及び装置を提供することにある。【解決手段】 情報カードXの表面にコートフィルムYを積層し、ヒートローラ40によりコートフィルムYを上記表面に加熱転写するに際し、使用されるコートフィルムYに応じたヒートローラ40の転写温度及び情報カードXの送り速度を予めメモリ83に記憶しておき、設定手段93によりコートフィルムの種類を設定し、同設定手段93で設定されたコートフィルムの種類に応じて上記メモリ83の転写温度値データ及び送り速度値データを読み出し、装置されたコートフィルムの種類を判別し、設定されたコートフィルムの種類が実際に装置されたコートフィルムの種類と一致したとき、温度制御器96及びカード送り制御器98の動作を許し、情報カードXの表面にコートフィルムYを加熱転写させる。

請求項（抜粋）：

転写時の熱エネルギーの異なる少なくとも2種類のオーバコートフィルムのいずれをも装置可能とし、その装置された1種のフィルムを情報カード上にその表面を被って重ね、その上に加熱手段を載せ、情報カードを搬送モータにより送りながら加熱手段で熱を与え、情報カードの表面にオーバコートフィルムを転写する定着方法において、使用することが予定されているコートフィルムの種類に応じた加熱手段の加熱温度値及び情報カードの送り速度値を、予めメモリに記憶しておき、使用するコートフィルムの種類を設定手段により設定し、上記設定手段で、上記コートフィルムの種類に応じたメモリの加熱温度データ及び送り速度データを読み出し、装置されたコートフィルムの種類を判別し、設定されたコートフィルムの種類と実際に装置されたコートフィルムの種類とを照合し、照合結果が一致であることを条件として、情報カードの表面にコートフィルムを加熱転写させることを特徴とする情報カードのオーバコート定着方法。

IPC (3件)：

B42D 15/10 501 ,  B42D 15/10 ,  B41J 29/00

FI (4件)：

B42D 15/10 501 K ,  B42D 15/10 501 H ,  B42D 15/10 501 J ,  B41J 29/00 H