特許
J-GLOBAL ID:200903063392195430

組換えアデノウイルスベクター、肝臓、腎臓、肺および肥大性の瘢痕の各種の線維症の治療におけるその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 岡部 正夫 ,  加藤 伸晃 ,  産形 和央 ,  臼井 伸一 ,  藤野 育男 ,  越智 隆夫 ,  本宮 照久 ,  高梨 憲通 ,  朝日 伸光 ,  高橋 誠一郎 ,  吉澤 弘司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-525321
公開番号(公開出願番号):特表2004-500040
出願日: 2000年09月14日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
本発明は、ヒトのさまざまな線維症の治療における遺伝子治療の使用に関する。本発明は、線維症に関係がある突起の発達を回復および/または防止するために、標的器官に特異的に向かう治療遺伝子を使用することを目的とする。線維症および/または硬変の患者への遺伝子治療の考えられる使用は、重度の線維症の肝臓の治療タンパク質をコードする遺伝子の、首尾の良い送達に大きく依存し、また、アデノウイルスおよび/または他の器官に形質導入する可能性がない(冒す可能性がない)他の組換えベクターによって、潜伏性および活性MMP-8タンパク質、MMP-1、MMP-2、MMP-9およびMMP-13、野生型および/または改変型uPA(またはその切断型)、TGF-βタイプII用の切断型レセプターおよびSMAD7をコードしている前記遺伝子を向けるという事実にも大きく依存する。組換えアデノウイルス(AdR)は、治療遺子をいくつかの標的細胞に非常に効率よく形質導入する。遺伝子を硬変肝の肝臓に送ることができることが示されている。前記アデノウイルスベクターおよび他の組換えベクターによる治療遺伝子の送達は、カチオン性およびアニオン性リポソーム(DOTMA)を使用して行うこともできる。腎臓線維症、肺線維症、肥大性およびケロイド瘢痕(肌の線維症)、および他の種類の線維症の治療においても本発明を同様に使用することができる。
請求項(抜粋):
線維症の器官中に沈着する過剰のコラーゲンタンパク質を分解する治療タンパク質をコードしている偏在プロモーターおよび/または組織特異的プロモーターによって調節される、欠失したアデノウイルスゲノムおよび治療遺伝子またはDNA配列を含む、組換えアデノウイルスベクターpAdGFP-MMP-8。
IPC (11件):
C12N15/09 ,  A61K35/76 ,  A61K38/46 ,  A61K48/00 ,  A61P1/16 ,  A61P9/00 ,  A61P11/00 ,  A61P13/12 ,  A61P17/02 ,  A61P37/02 ,  A61P43/00
FI (11件):
C12N15/00 A ,  A61K35/76 ,  A61K48/00 ,  A61P1/16 ,  A61P9/00 ,  A61P11/00 ,  A61P13/12 ,  A61P17/02 ,  A61P37/02 ,  A61P43/00 101 ,  A61K37/54
Fターム (31件):
4B024AA01 ,  4B024CA04 ,  4B024DA03 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024GA11 ,  4B024HA08 ,  4B024HA09 ,  4B024HA17 ,  4C084AA01 ,  4C084AA13 ,  4C084BA08 ,  4C084DC09 ,  4C084NA13 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA362 ,  4C084ZA752 ,  4C084ZA812 ,  4C084ZA892 ,  4C084ZC542 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BC83 ,  4C087NA13 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA36 ,  4C087ZA75 ,  4C087ZA81 ,  4C087ZA89 ,  4C087ZC54
引用文献:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (12件)
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