特許
J-GLOBAL ID:200903063393771744

血液処理用遠心分離器ボウル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-081362
公開番号(公開出願番号):特開平9-276396
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 血液成分、特に濃厚赤血球を分離するに適した遠心分離器ボウルの提供。【解決手段】 遠心分離器ボウル10は、環状部分50Aと円筒形の外壁50を有するコア14を含む。環状部分50Aは収集チャンバCC内の血液成分の滞留容積を極小化するように厚肉に構成され、その半径方向内壁はスカート部24a、25aの開口と半径方向に近接して配置されている。外壁50はボウル本体12との間に分離チャンバSCを画定し、上端のテーパ状部分は分離領域Sを規定する。外壁50と環状部分50Aとの接合部分には4つのスリット状開口部52が形成され、逆流を防止しつつ分離チャンバSCから収集チャンバCCへの血液成分の流入を許容する。外壁50の上端は、スカート部へと延びる円筒状のハブ50Bを備え、コア内壁50Bは、収集チャンバCC内の流体が中央開口56を介してボウル本体内部へと流動するのを阻止する障壁の役割を果たす。
請求項(抜粋):
遠心分離により血液を処理するための遠心分離器ボウルであって、軸線の周囲で回転するよう構成され、一方の軸方向端部に開口を有するボウル本体と、前記開口を覆って前記ボウル本体に固定され、前記ボウル本体内部と連通する流入ポート及び流出ポートを有する回転シールアセンブリと、前記流出ポートと連通する収集チャンバを画定する第1の部分と、前記ボウル本体の内壁との間に前記流入ポートと連通する分離チャンバを画定する第2の部分と、前記収集チャンバと前記分離チャンバを連通する流路を規定するための手段と、前記軸線と同心に設けられた中央開口とを有し、前記ボウル本体内部に配設されるコアとからなるものにおいて、前記収集チャンバがその内部における血液成分の滞留容積を極小化するよう構成され、前記収集チャンバから前記中央開口への流れを阻止する障壁部材が前記コアに備えられ、前記流路が前記収集チャンバから前記分離チャンバへの血液成分の流入時に逆流を制限すべく最小限の大きさを有することを特徴とする、遠心分離器ボウル。
IPC (2件):
A61M 1/02 520 ,  A61M 1/02 570
FI (2件):
A61M 1/02 520 ,  A61M 1/02 570
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-065873

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