特許
J-GLOBAL ID:200903063399059833

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-131391
公開番号(公開出願番号):特開平6-323423
出願日: 1993年05月07日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 変速時における変速機入力トルクを正確に求め、この変速機入力トルクを用いて変速ショック、変速遅れ等の無い良好な変速制御を行う。【構成】 係合要素にスリップが生じたか否かを検出するスリップ検出手段と、係合要素の係合力を検出する係合力検出手段とを備え、変速開始時に、係合制御手段により前段係合要素を解放させるように係合力制御が行われるときにおいて、スリップ検出手段により前段係合要素にスリップが生じ始めたことが検出されたときに、係合力検出手段により検出された前段係合要素の係合力に基づいてエンジンから変速機への入力トルクを求める。
請求項(抜粋):
エンジンからの駆動力を受ける入力軸と、車輪に駆動力を伝達する出力軸と、前記入力軸および出力軸間に形成された複数の動力伝達経路と、これら動力伝達経路を選択的に設定する複数の係合要素と、これら係合要素の係合力を制御する係合制御手段とを有し、この係合制御手段により前記複数の係合要素のうちの前段係合要素を解放させるとともに次段係合要素を係合させて前記動力伝達経路を切り換え、前段から次段への変速を行わせる自動変速機の変速制御装置において、前記係合要素が完全に係合した状態から前記係合要素にスリップが生じたか否かを検出するスリップ検出手段と、前記係合要素の係合力を検出する係合力検出手段とを有し、変速に際して前記係合制御手段により前段係合要素を解放させるように係合力制御が行われるときにおいて、前記スリップ検出手段により前段係合要素にスリップが生じ始めたたことが検出されたときに、前記係合力検出手段により検出された前記前段係合要素の係合力に基づいてエンジンから変速機への入力トルクを求め、このように求めた変速機入力トルクを用いて前段係合要素および次段係合要素の係合力制御を行い、前段から次段への変速制御を行わせるようにしたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:46 ,  F16H 59:68
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭63-266258
  • 特開平4-321870
  • 特開平1-303350

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