特許
J-GLOBAL ID:200903063402251104

電気負荷の通電経路切換回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-211732
公開番号(公開出願番号):特開平10-056796
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 直流電源に直列に接続された一対のスイッチング素子を相補的にオンさせて電気負荷への通電経路を切り換える通電経路切換回路において、一対のスイッチング素子が同時にオンして貫通電流が流れるのを確実に防止する。【解決手段】 バッテリ2に対し直列に設けられたスイッチング素子Tr1,Tr2を制御信号Vaに応じて交互にオンさせる回路20において、まず、アナログスイッチ22と定電流回路24,26とにより、コンデンサC1を、制御信号Vaに応じて定電流Iで充放電させ、電圧クランプ回路28,29により、充放電に伴うコンデンサ電圧Vbの変化領域を下限電圧から上限電圧までの間に制限する。そして、VbがV1以下の場合には、コンパレータCP1によりTr1をオンさせ、VbがV2(V2>V1)以上の場合には、コンパレータCP2によりTr2をオンさせる。この結果、Vaの変化に伴いVbが変化し、VbがV1〜V2の範囲内にある間、Tr1,Tr2を共にオフさせ、貫通電流を確実に防止できる。
請求項(抜粋):
直流電源から電源供給がなされる正負の電源ライン間に直列に接続された第1及び第2スイッチング素子を備え、外部から入力される制御信号に応じて該第1及び第2スイッチング素子の一方をオン,他方をオフさせて、各スイッチング素子の接続点に接続された電気負荷への通電経路を切り換える電気負荷の通電経路切換回路であって、前記制御信号に応じて前記コンデンサを定電流にて充放電させる充放電回路と、該充放電回路の充放電動作によって変化するコンデンサ電圧を、所定の下限電圧から上限電圧の間に保つ電圧クランプ回路と、前記下限電圧から上限電圧までの電圧範囲内に設定された第1判定電圧と、前記コンデンサ電圧とを比較し、該コンデンサ電圧が第1判定電圧以下であれば前記第1スイッチング素子をオンさせ、該コンデンサ電圧が第1電圧を越えていれば前記第1スイッチング素子をオフさせる第1比較器と、前記下限電圧から上限電圧までの電圧範囲内でしかも前記第1判定電圧よりも大きい第2判定電圧と、前記コンデンサ電圧とを比較し、該コンデンサ電圧が第2判定電圧以上であれば前記第2スイッチング素子をオンさせ、該コンデンサ電圧が第2電圧未満であれば前記スイッチング素子をオフさせる第2比較器と、を備えたことを特徴とする電気負荷の通電経路切換回路。
FI (2件):
H02P 7/29 A ,  H02P 7/29 C
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-326811
  • 特開平2-311193
  • 特開平2-235432
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-188188
  • 特開平4-326811
  • 特開平2-235432
全件表示

前のページに戻る