特許
J-GLOBAL ID:200903063404675998

穴あけ再開始制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-274390
公開番号(公開出願番号):特開平5-004147
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 プリント配線基板など薄い平板状の被加工物に複数の直径の多数の穴をあけるNC穴あけ機を停電などによる一時中断後に再開始させる。【構成】 穴あけデータは、ドリル刃の直径を示す穴径ブロックと、穴あけ位置を示す穴あけブロックと、終了ブロックとから成り、ホストコンピュータ3や記憶媒体4からの入力やNC装置1内の処理は、このブロック単位で行われる。穴径ブロック1個と複数の穴あけブロックとの組合わせで、その穴径による一連の穴あけが定義され、穴あけ機2の加工進行中は、その穴径とその穴径の加工済の個数とがメモリ15の停電保護付RAM153に記憶される。一時中断後の再開始で、入力された穴径ブロックの穴径および穴あけブロックの個数が、上記の停電保護付RAM153に記憶された内容と一致するまで加工動作が保留されるので、重複切削による穴形の損傷やドリル刃の損傷などが避けられる。また、穴あけデータの構成が単純化されるので、NCプログラム全体を単純化できる。
請求項(抜粋):
薄い平板状の被加工物にあけるべき複数の直径の複数の穴を、それらの穴の直径と前記被加工物上の複数の位置とを示すデータブロックの形で定義する穴あけデータの供給源と、前記穴あけデータを前記データブロックごとに処理して前記データブロックの指示する穴あけ加工を前記被加工物に施すように穴あけ機に駆動信号を供給する加工データ付与手段と、前記穴あけ機に装着される工具の現在位置を前記加工データ付与手段に供給する位置データ供給手段と、前記穴の直径とその直径で加工形成された穴の個数とを一時記憶する停電保護付メモリと、前記穴あけ加工の開始および停電などによる一時中断後の再開始を前記加工データ付与手段に指示する加工開始指示手段と、前記加工開始指示手段による指示に応答して、前記供給源からの穴あけデータと前記停電保護付メモリの記憶内容とを比較し、両者の一致を検出したときに一致信号を発生する手段と、前記加工開始指示手段による指示を受けてから、前記一致信号が発生するまで、前記穴あけ加工を保留する手段と、を備えることを特徴とする数値制御穴あけ機の穴あけ再開始制御方式。
IPC (4件):
B23Q 15/00 ,  B23B 47/00 ,  G05B 19/18 ,  H05K 3/00

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