特許
J-GLOBAL ID:200903063405833856

水分含有率の高い有機物をコンポスト化する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 最上 正太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-065931
公開番号(公開出願番号):特開平7-275828
出願日: 1994年04月04日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 水分含有率の高い生ゴミなどの有機物を効率良く脱水、乾燥、醗酵させてコンポスト化する方法及び装置を提供する。【構成】 処理槽内で、水分を多量に含む有機物を、空気の供給下に1時間以上3時間以下の間、加熱、攪拌、破砕しつゝ、常温から60°C以下の温度に保持して粥状とし、好気性醗酵を行わせると共に、発生するガス及び水蒸気を処理槽外に抽出して、含水率65%以下に脱水、乾燥する醗酵分解工程と、醗酵分解生成物の温度を、1時間以上6時間以内の間、60°C以上、 100°C以下に保持し、醗酵分解生成物を熱分解すると共に、発生するガス及び水蒸気を処理槽外に抽出して、含水率45%以下に脱水、乾燥する熱分解工程と、熱分解生成物の温度を、1時間以上6時間以内の間、100 °C以上、 135°C以下に保持し、殺菌を行うと共に、発生するガス及び水蒸気を処理槽外に抽出して、含水率30%以下に脱水、乾燥する最終乾燥工程とによって、水分含有率の高い有機物をコンポスト化する。
請求項(抜粋):
処理槽内で、水分を多量に含む有機物を、空気の供給下に1時間以上3時間以下の間、加熱、攪拌、破砕しつゝ、常温から60°C以下の温度に保持して粥状とし、好気性醗酵を行わせると共に、発生するガス及び水蒸気を処理槽外に抽出して、含水率65%以下に脱水、乾燥する醗酵分解工程と、醗酵分解生成物の温度を、1時間以上6時間以内の間、60°C以上、 100°C以下に保持し、醗酵分解生成物を熱分解すると共に、発生するガス及び水蒸気を処理槽外に抽出して、含水率45%以下に脱水、乾燥する熱分解工程と、熱分解生成物の温度を、1時間以上6時間以内の間、100 °C以上、 135°C以下に保持し、殺菌を行うと共に、発生するガス及び水蒸気を処理槽外に抽出して、含水率30%以下に脱水、乾燥する最終乾燥工程と、から成る水分含有率の高い有機物をコンポスト化する方法。
IPC (3件):
B09B 3/00 ZAB ,  C02F 11/02 ZAB ,  C05F 9/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-281091

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