特許
J-GLOBAL ID:200903063406493846

シールド掘進機及びシールド工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155385
公開番号(公開出願番号):特開平11-002088
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 単一の地下坑を掘削後、煩雑な作業を要せず複数の地下坑を中折れ式シールド工法で掘削できるよう切り換え可能なシールド技術を提供する。【解決手段】 重複円形断面シールド掘進機において、前方にカッタヘッドを設けた前胴とセグメント組立空間を有する後胴とにシールド本体を分割して、前胴側の一対の筒状体2a,2bの欠落部2eに前胴用遮壁2c,2dをそれぞれ設けるとともに、後胴側の一対の筒状体3a,3bの欠落部に少なくともその前端部を遮蔽する後胴用遮壁3c,3dをセグメント組立空間を仕切ることのないようにそれぞれ設け、各前胴用遮壁2c,2dと前胴側の各筒状体2a,2bの周壁とで形成される各囲繞壁の後端部と、各後胴用遮壁3c,3dと後胴側の各筒状体3a,3bの周壁とで形成される各囲繞壁の前端部とをそれぞれ回動可能に嵌合することもに、これらの各囲繞壁の前端部及び各囲繞壁の後端部の間にそれぞれ中折れシール7を設けるようにした。
請求項(抜粋):
周壁に欠落部を有する複数の筒状体を欠落部が互いに隣接するように並列的に配列して結合してなる外形のシールド本体を備え、複数の各筒状体の前方にそれぞれカッタヘッドを設けるとともにシールド本体内の後部にセグメント組立空間を有し、所定長さの地下坑の掘削後、複数の筒状体を少なくとも二つのブロックに分離して独立した中折れシールド掘進機に改造するシールド掘進機において、前方にカッタヘッドを設けた前胴とセグメント組立空間を有する後胴とにシールド本体を分割して、前胴側の筒状体の欠落部の少なくとも一つとこれに隣接する欠落部とに少なくともその後端部を遮蔽する前胴用遮壁をそれぞれ設けるとともに、これらの各前胴用遮壁に後続するように後胴側の筒状体の欠落部に少なくともその前端部を遮蔽する後胴用遮壁をセグメント組立空間を仕切ることのないようにそれぞれ設け、各前胴用遮壁と前胴側の筒状体の周壁とで形成される各囲繞壁の後端部と、各後胴用遮壁と後胴側の筒状体の周壁とで形成される各囲繞壁の前端部とをそれぞれ回動可能に嵌合するとともに、これらの各囲繞壁の前端部及び各囲繞壁の後端部の間にそれぞれ中折れシールを設けたことを特徴とするシールド掘進機。
IPC (2件):
E21D 9/06 301 ,  E21D 9/06
FI (2件):
E21D 9/06 301 D ,  E21D 9/06 301 H
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-144493
  • 特開平3-206293
  • シールド掘進機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-210059   出願人:鹿島建設株式会社, 川崎重工業株式会社
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