特許
J-GLOBAL ID:200903063407677924

OFDM復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-019411
公開番号(公開出願番号):特開平9-321733
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 OFDM直交検波用の局部発振信号及び標本化クロックの周波数を、雑音に影響されることなく、かつ高速にOFDM信号に同期させる。【解決手段】 直交検波回路31にて局部発振信号によりOFDM信号を直交検波して標本化クロック毎に複素検波信号を求め、遅延回路33により標本化クロックで有効シンボル期間相当のクロック数遅延した後、フィルタ回路34,35により各々異なる周波数領域の信号成分を抽出し、相関回路36,37により各フィルタ出力と複素検波信号との相関ベクトルを求め、周波数制御回路38により各相関ベクトルの位相角の和及び差から局部発振信号及び標本化クロックの周波数誤差を求め、その誤差に基づいて局部発振信号の周波数、標本化クロックの周波数をそれぞれ制御し、これによってOFDM信号との同期化を図る。
請求項(抜粋):
1シンボルがガード期間と有効シンボル期間とで形成され、シンボル内で周期性を有するように前記有効シンボル期間の信号の一部が前記ガード期間に複写された直交周波数分割多重信号なるOFDM信号を受信し、前記有効シンボル期間の変調ベクトルを復調するOFDM復調装置であって、標本化された前記OFDM信号をそれぞれ互いに異なるろ波特性でろ波する第1及び第2のフィルタ手段と、前記第1及び第2のフィルタ手段に前置され標本化された前記OFDM信号を標本化クロックに基づいて前記第1及び第2のフィルタ手段の遅延時間を考慮した前記有効シンボル期間長に相当するクロック数だけ遅延する遅延手段と、標本化された前記OFDM信号と前記第1のフィルタ手段の出力信号との相関を求めて第1の相関ベクトルを得る第1の相関手段と、標本化された前記OFDM信号と前記第2のフィルタ手段の出力信号との相関を求めて第2の相関ベクトルを得る第2の相関手段と、前記第1の相関ベクトルと前記第2の相関ベクトルとに基づいて搬送波周波数の誤差と標本化周波数の誤差とを求め、それぞれの誤差を除去すベく搬送波周波数制御信号と標本化周波数制御信号とを出力する周波数制御手段とを具備することを特徴とするOFDM復調装置。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 27/38
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 27/00 G

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