特許
J-GLOBAL ID:200903063409497915

耐遅れ破壊性に優れたばね用鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-186626
公開番号(公開出願番号):特開平6-033189
出願日: 1992年07月14日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】耐遅れ破壊性に優れ、かつ 110kgf/mm2 以上の引張強さを有するばね用鋼の提供。【構成】重量%で、C:0.50%を超え0.90%以下、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.5%未満、Cu:0.10〜1.00%、Cr:0.10〜5.00%、Mo:0.05〜1.00%、Al:0.01〜0.10%を含有し、かつCu+Mo≧ 0.4%を満たし、残部はFeおよび不純物(P: 0.015%未満、S:0.01%未満)からなり、焼入れ焼き戻し組織を有する鋼。成分元素として、更にNi(0.05〜0.50重量%)、および/またはNb(0.01〜0.10重量%)、Ti(0.01〜0.10重量%)、V(0.01〜0.10重量%)の1種以上を含有させてもよく、それらの鋼にさらにB(0.0002〜 0.002重量%)を含有させてもよい。【効果】耐遅れ破壊性に優れた安価な低合金高強度鋼として、特に、自動車の板ばねやコイルばね等の素材として好適である。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.50%を超え0.90%以下、Si:0.05〜0.50%、Mn: 0.5%未満、Cu:0.10〜1.00%、Cr:0.10〜5.00%、Mo:0.05〜1.00%、Al:0.01〜0.10%を含有し、かつCu+Mo≧ 0.4%を満たし、残部はFeおよび不可避不純物からなり、不純物中のPが 0.015%未満、Sが0.01%未満であって、焼入れ焼き戻し組織を有することを特徴とする耐遅れ破壊性に優れたばね用鋼。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-301541
  • 特開平3-243744

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