特許
J-GLOBAL ID:200903063409904901

遠心クラッチの潤滑機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-200324
公開番号(公開出願番号):特開2001-027262
出願日: 1999年07月14日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】クランクシャフト軸端部の強度を低下させることなく、遠心クラッチのクラッチハブとクラッチドラムとの間を潤滑することができる遠心クラッチの潤滑機構を得ること。【解決手段】クランクシャフトの軸端部2のキー溝6とクラッチハブ10の軸穴部13に固定されたキーとにより間隙通路(第1給脂通路)51を形成し、キー溝6と軸穴部13によって間隙通路51に連通する溝穴通路(第2給脂通路)52を形成し、軸穴部13と軸支部14とを連通し溝穴通路52に連通する軸支部貫通孔(第3給脂通路)53を形成する。そして、間隙通路51、溝穴通路52、軸支部貫通孔53を順に通過して潤滑剤をクラッチハブの軸支部14とこれに回転自在に軸支されたクラッチドラムのボス部21との間に給脂する。これにより、クランクシャフトの軸端部の強度を確保する。
請求項(抜粋):
エンジンのクランクケースから突出した軸端部の外周面に軸端面から軸方向に延在するキー溝を有するクランクシャフトと、前記キー溝に嵌入されるキーを有し前記軸端部と嵌合可能な軸穴部を有する遠心クラッチのクラッチハブと、該クラッチハブの外周面に形成された軸支部にボス部が回転自在に軸支された遠心クラッチのクラッチドラムと、前記キー溝と前記キーによって形成される第1給脂通路と、前記キー溝と前記軸穴部によって形成され前記第1給脂通路に連通する第2給脂通路と、前記クラッチハブに穿設された前記軸穴部から前記軸支部まで連通する軸支部貫通孔により形成され前記軸穴部において前記第2給脂通路に連通する第3給脂通路と、を有し、潤滑剤が前記第1給脂通路、第2給脂通路、第3給脂通路通路を順に通過して前記軸支部と前記ボス部との間に給脂されることを特徴とする遠心クラッチの潤滑機構。
Fターム (5件):
3J068AA01 ,  3J068BB08 ,  3J068DD01 ,  3J068DD20 ,  3J068GA05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-347099
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-347099

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