特許
J-GLOBAL ID:200903063414033960

画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲垣 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054738
公開番号(公開出願番号):特開平10-253522
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 分散媒中に液滴が分散相として分散している分散系の2次元画像を画像処理して、高い信頼性でリアルタイムに液滴の画像を認識する画像処理方法を提供する。【解決手段】 本方法は、閾値等を予め設定する第1ステップS1 と、原画像データをF(x,y)として読み込む第2ステップS2 と、明暗判別閾値により明領域画像データの集合を区別する第3ステップS3 と、エッジ抽出して明領域の図形を認識する第4ステップS4 と、特定の明領域図形を円形と認定する第5ステップS5 と、重複した円形の一方を排除する第6ステップS6 と、暗領域の外縁を確定した円領域を求める第7ステップS7 と、原画像データと一致するかどうか判定して、円領域認識の信頼性を向上させる第8ステップS8 と、認識した液滴画像を表示した第9ステップS9 とを備えている。
請求項(抜粋):
分散媒中に液滴が分散相として分散している分散系の2次元画像を画像処理して、液滴の画像を認識する画像処理方法であって、画像データを明領域画像データと暗領域画像データとに判別する際の閾値となる明暗判別閾値、明領域画像データをエッジ抽出して明領域図形を認識する際の閾値となるエッジ抽出閾値、及びエッジ抽出した明領域図形の円一致度を判定する際の閾値となる円一致度閾値を予め設定する第1ステップと、分散系の画像データをピクセル毎にF(x,y)としてX-Y座標系に読み込む第2ステップと、明暗判別閾値を閾値として画像データを明領域画像データの集合と暗領域画像データの集合とに区別する第3ステップと、エッジ抽出閾値を閾値として、明領域画像データの集合を演算処理してエッジ抽出し、各明領域の図形を認識すると共に認識した図形のエッジ座標を求める第4ステップと、円一致度閾値を閾値として特定の明領域図形を円形と認定する第5ステップと、円形と認定した明領域(以下、円候補領域と言う)の一とその隣の円候補領域と重なる際、重なった円候補領域同士のうち、円の半径の小さい方の円候補領域を排除して、残った円候補領域を円領域として認識する第6ステップと、各円領域について、円の中心から各半径方向に走査して、円領域の外周に延在する暗領域の外縁を確定し、次いで、円領域の円の中心から外縁までの距離のうちの最小寸法を外郭半径とし、外郭半径を半径とする想定円領域を求める第7ステップと、各想定円領域を液滴の画像として認識する画像認識ステップとを備えることを特徴とする、分散系中の液滴の画像の画像処理方法。
IPC (3件):
G01N 15/02 ,  G01B 11/08 ,  G06T 7/00
FI (4件):
G01N 15/02 C ,  G01B 11/08 H ,  G06F 15/62 400 ,  G06F 15/70 330 M

前のページに戻る