特許
J-GLOBAL ID:200903063426084535

工作機械の数値制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020391
公開番号(公開出願番号):特開平5-189019
出願日: 1992年01月09日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】 被加工物にねじ切削加工を行うに際し、粗削り加工と仕上げ加工において主軸の回転数が変化する場合にも、工具の軌跡を一致させて、精密なねじ切削加工を行う事を可能とする。【構成】 Z軸分配指令部から出力される分配量に基づいてZ軸分配量と主軸の回転に関する分配量が定め、同期演算部で、主軸回転量制御部で求められる回転量の誤差を対応するZ軸方向の移動量誤差に換算し、Z方向位置制御部では、Z軸分配指令部から指令されるZ軸方向の移動量から、移動量の検出値と同期演算部で換算して求めた移動量誤差とを差し引いた量をZ軸駆動部へZ方向の移動量の指令値として出力する。
請求項(抜粋):
主軸を回転する第1の電動機と、同電動機を駆動する主軸駆動部と主軸の回転量を検出する第1の検出器と、主軸を被加工物に対してZ方向に相対的に移動するための第2の電動機と、同電動機を駆動するZ軸駆動部と、主軸の被加工物に対するZ方向の相対的な移動量を検出するための第2の検出器とを有し、被加工物にねじ切削加工を施す工作機械の数値制御装置において、1サンプリング周期当たりの主軸の被加工物に対する相対的なZ軸方向の移動量を指令出力するZ軸分配指令部と、同Z軸分配指令部から出力される分配量に基づいて対応した1サンプリング周期当たりの主軸の回転量を求める主軸回転量分配演算部と、同主軸回転量分配演算部から分配される回転量と前記第1の検出器から帰還される回転量検出信号を受けて回転量の誤差を求め主軸駆動部へ回転量の指令値として出力する主軸回転量制御部と、同主軸回転量制御部で求めた回転量の誤差を対応するZ軸方向の移動量誤差に換算する同期演算部と、前記Z軸分配指令部から指令されるZ軸方向の移動量から前記第2の検出器から帰還される移動量の検出値と前記同期演算部で換算して求めた移動量誤差を差し引いた量を主軸の被加工物に対する相対的なZ方向の移動量誤差として求めZ軸駆動部へZ方向の移動量の指令値として出力するZ方向位置制御部とを具備したことを特徴とする工作機械の数値制御装置。
IPC (4件):
G05B 19/18 ,  B23G 1/02 ,  B23Q 15/00 ,  G05B 19/415
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-172620
  • 特開昭64-058424

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