特許
J-GLOBAL ID:200903063434534388

デジタル移動通信システムの音響エコーを除去する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-502347
公開番号(公開出願番号):特表平11-507488
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】本発明は、移動通信システムの移動ステーションに発生した音響エコーを除去するための方法及び装置に係る。本発明によれば、移動ステーションのエコー打消装置の音響残留エコーを除去するために、移動ネットワークの側にエコー抑制装置が配置される。このエコー抑制装置は、ダウンリンクスピーチがアップリンク信号に重畳した音響エコーとして移動ステーションから戻ることがあるので、ダウンリンク音声アクティビティ検出器35を備えている。この検出器35がダウンリンクスピーチを検出すると、セレクタ303がスピーチデコーダ38からアップリンク信号を切断し、そしてそれに代わって発生器302からノイズを供給する。この快適ノイズのスペクトル特性及び強度は、各瞬間における移動ステーションの動作環境のバックグランドノイズに類似している。ノイズの発生は、音声アクティビティの検出から所定の遅延の後に開始され、そして音声アクティビティの終了から所定の遅延の後に終了される。
請求項(抜粋):
アップリンク方向が移動ステーションから固定の移動ネットワークへ向かう方向でありそしてダウンリンク方向がその逆の方向であり、そして無線経路にスピーチコード化方法が使用されるデジタル移動通信システムにおいて音響エコーを除去する方法であって、アップリンク信号に生じるダウンリンクスピーチの音響エコーを移動ステーションのエコー打消装置によって減衰する段階を備えた方法において、 移動ステーションからアップリンク方向に戻るダウンリンクスピーチの音響残留エコーを固定の移動通信システムにおいて排除する段階を備え、これは、 ダウンリンク方向の音声アクティビティを移動ネットワークにおいて監視し、 二重会話状態が存在するかどうか監視し、 ダウンリンク方向に音声アクティビティを検出したときには所定の遅延の後に移動ネットワークにおいてアップリンクスピーチ信号をノイズと置き換え、 ダウンリンク方向の音声アクティビティの終了を検出したときには所定の遅延の後に移動ネットワークにおけるアップリンクスピーチ信号とノイズとの置き換えを終了し、そして 二重会話状態が検出されたときにはアップリンクスピーチ信号がノイズと置き換えられるのを防止するようにして行われることを特徴とする方法。
IPC (4件):
H04B 7/015 ,  H04B 7/26 ,  H04M 1/00 ,  H04M 1/60
FI (4件):
H04B 7/015 ,  H04M 1/00 N ,  H04M 1/60 D ,  H04B 7/26 Q

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