特許
J-GLOBAL ID:200903063434551002

カラーパッチの濃度値設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-179619
公開番号(公開出願番号):特開平10-028227
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 カラーパッチを測色して得られた測色値を用いてプリンタの色再現を推定するときインクの特性に対応した高精度の補間を可能とする。【解決手段】 複数の基本色を1つの基本色ごとに他の基本色の濃度値を所定の一定値として、自己の濃度値を変化させて得られる色の配列を印刷して得られた各基本色の第1のカラーパッチを構成する各色を測色して各表色値を求め、この求められたそれぞれの表色値の間の表色値を補間演算して曲線を得る。一方、複数の基本色の混合量を決定する際に用いられる第2のカラーパッチの濃度変化をN(Nは自然数)段階としたとき、その最小濃度値と最大濃度値との間のN-2段階の濃度変化に対応するサンプル点を結んで得られる折れ線と前記曲線との差が最小となるようなサンプル点の濃度値を決定し、それを第2のカラーパッチのN-2段階の濃度値とする。
請求項(抜粋):
入力カラー画像信号に対して複数の基本色の混合量を決定する際に用いられるカラーパッチの各濃度階調における濃度値を設定する方法であって、使用する表色系の立体座標空間において、複数の基本色を1つの基本色ごとに他の基本色の濃度値を所定の値で一定として、自己の濃度値を変化させて得られる色の配列を印刷することで前記基本色毎の第1のカラーパッチを得る第1の工程と、この第1の工程で得られたそれぞれの第1のカラーパッチを構成する各色を測色し、各表色値を求め、この求められたそれぞれの表色値の間の表色値を補間演算により求め、これにより得られた曲線を求める第2の工程と、前記複数の基本色の混合量を決定する際に用いられるカラーパッチ(これを第2のカラーパッチという)の濃度変化の段階をN(Nは自然数)段階としたとき、この第2のカラーパッチの最小濃度値と最大濃度値との間のN-2段階のそれぞれの濃度値に対応するN-2段階のサンプル点を結んで得られる折れ線と前記第2の工程で得られた曲線との差が最小となるようなN-2段階のサンプル点を決定する第3の工程と、を有し、前記第3の工程で得られたN-2段階のサンプル点に対応する濃度値を第2のカラーパッチの前記最小濃度値と最大濃度値との間のN-2段階の濃度値とすることを特徴とするカラーパッチの濃度値設定方法。
IPC (4件):
H04N 1/46 ,  H04N 1/23 101 ,  H04N 1/60 ,  H04N 1/407
FI (4件):
H04N 1/46 Z ,  H04N 1/23 101 C ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/40 101 E

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