特許
J-GLOBAL ID:200903063437180730

タスクスケジュリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226896
公開番号(公開出願番号):特開平6-075786
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、プロセッサ間の通信路の性能が均一でないタイプの超並列計算機に対するタスクスケジューリング方法を提供することにある。【構成】 タスクの演算時間とタスク間のデータ転送量の評価から各タスクをプロセッサ上にスケジュールするための優先順位を決め(105)、その優先順位に従って各タスクをプロセッサ上にスケジュールし(107)、データ転送が必要なタスクについて、該スケジュールで決まる割付プロセッサ間の通信路の速度とデータ転送量からデータ転送時間を評価してスケジュールの優先順位を再度計算し(1093)し、タスクスケジュールを反復改良(109)する。【効果】 本発明では、プロセッサ間の通信路の性能が均一でないタイプの超並列計算機上で応用プログラムを実行する場合の、タスクスケジュールを求めることができる。また、反復改良機構により、より実行時間の短くなるタスクスケジュールを選定することが可能である。
請求項(抜粋):
プログラムをタスクに分割して分散記憶型並列計算機で実行させる場合において、(a)各タスクの演算時間とタスク間のデータ転送量の評価から各タスクをプロセッサ上にスケジュールするための優先順位を決め、(b)該優先順位に従って各タスクをプロセッサ上にスケジュールし、(c)データ転送が必要なタスクについて、該スケジュールで決まる割付プロセッサ間の通信路の速度とデータ転送量からデータ転送時間を評価し、(d)該転送時間とタスクの演算時間からスケジュールの優先順位を再度計算し、(e)処理(b)(c)(d)を繰り返し実行することによってスケジュールを決定することを特徴とするタスクスケジュリング方法。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 15/16 430

前のページに戻る