特許
J-GLOBAL ID:200903063450204673

圧電トランス素子とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-346193
公開番号(公開出願番号):特開平11-177158
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 対称ローゼン3次型圧電トランスは、引っ張り応力が素子中央部に働くので、大出力駆動をさせた場合、所望する出力を発する前に素子中央部で破壊しやすくなるという問題がある。【解決手段】 圧電トランス素子を形成する圧電板1のセラミックスと同組成で焼結後の粒径が前記セラミックスよりも小さなセラミックスからなる補強層9を、圧電板1で形成される圧電トランス素子の駆動時に引っ張り応力が集中する部分に選択的に配設する。補強層9の形成幅を圧電トランス素子の長さに対して、5%以上12%以下とし、また補強層9を形成するセラミックの原料となるセラミック粉末の粉末比表面積を3〜5m2 /gとする。圧電トランス素子の駆動時に生じる応力によっても割れ難く、圧電トランス素子の変換効率の高い圧電トランス素子が得られる。
請求項(抜粋):
セラミックスで構成される圧電板と、前記圧電板に形成された入力電極及び出力電極とを備え、前記入力電極に電圧を印加し、前記出力電極から電圧を出力するようにした圧電トランス素子において、前記圧電板を構成するセラミックスと同組成で、かつ焼結後の粒径が前記セラミックスよりも小さなセラミックスからなる補強層を、前記圧電トランス素子の駆動時に引っ張り応力が集中する部分の前記圧電板に選択的に配設していることを特徴とする圧電トランス素子。
IPC (2件):
H01L 41/107 ,  H01L 41/22
FI (2件):
H01L 41/08 A ,  H01L 41/22

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