特許
J-GLOBAL ID:200903063451076431
風向・風速計測装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019156
公開番号(公開出願番号):特開平5-215761
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 移動体の針路・速度に影響を与える風向・風速を移動体や外部の装置から直接風向・風速情報を受けることなく、レーダーから観測された移動体の速度・針路から風向・風速情報を得る装置を開発する。【構成】 レーダーから観測された移動体の位置情報を追尾し、移動体の対地速度・針路を計算して計測装置に入力する。一方、移動体の属性情報を入力し、予め登録されている移動体の属性に対応した速度・針路情報を計測装置に取り込む。両者の針路がほぼ一致していれば、両者の速度の相違から風向・風速が与える影響を一定の関係式で表現することができる。【効果】 移動体が標準速度・針路を変化させながら目標点に進と想定される場合、風による遅延や時間短縮を予想することが可能となり、運動体の交通制御を行うのが容易となる。
請求項(抜粋):
地上固定位置に装備されたレーダーにより所定の移動体目標(複数又は単数)を追尾し、各追尾目標の対地速度(ベクトル表示とし、仮にX-Y直交座標に関しXG,YGとする)を算出する追尾処理部、この追尾処理部から入力した追尾目標のデータに対応する対気速度(ベクトル表示とし、仮に上記X-Y直交座標に関しXA,YAとする)を標準速度・針路の対応表から読み出す手段、1つの移動体目標についてのXA,YAおよびXG,YGと、当該移動体目標の標準対気速度SA(定数),標準対地速度SG(観測値)を入力し、当該移動体の存在する地点の風速をベクトル表示とし、仮に上記X-Y直交座標に関しXW,YWとした場合、XA+XW=XG,YA+YW=YG,(XA)2 +(YA)2 =(SA)2 ,(XG)2 +(YG)2 =(SG)2 ,の関係式から、複数時点におけるXG,YGの観測値を用い、XW,YWを算出する手段、を備えたことを特徴とする風向・風速計測装置。
IPC (2件):
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