特許
J-GLOBAL ID:200903063452319192
アレイ状に配列された記録装置の制御方式
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-320334
公開番号(公開出願番号):特開平6-168075
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 ディスクアレイ装置における書込み処理を高速化する。【構成】 特定領域設定手段28はディスクアレイ装置内に書込み,読取りの高速化が必要な領域を特定領域として設定し、その情報を特定領域テーブル27に格納しておく。ディスクアレイ装置では、この特定領域に対してその2倍のホストから見えない領域が設定され、この領域に同じデータが2回ずつ書き込まれていて2重化されている。かかる特定領域のリードコマンドがあると、これが特定領域アクセス判定部26で特定領域テーブル27の情報を用いて判定され、このコマンドが特定領域アドレス変換部22bでディスクアレイ装置内の上記領域をアクセスするアドレスに変換される。このアドレスにより特定領域の読出しが行なわれるが、2つの同一データのいずれか一方が読み出される。このため、パリティが不要で、書込みアクセスの際に読出しモディファイ書込みが不要となる。
請求項(抜粋):
複数のディスク装置がアレイ状に配置され、該ディスク装置夫々を制御する制御手段の内部にホストコンピュータからのコマンドを解析して該ディスク装置固有のコマンドに変換するコマンド変換手段を有し、パリティを通常データとともに記録するようにしたディスクアレイ装置において、該コマンドを変換する手段に、該ディスク装置が有する論理アドレス空間の一部領域を該ホストコンピュータに開放しないように制御する手段と、該一部領域の容量値を記憶する手段と、該一部領域以外の領域内の高速化を必要とする領域を特定領域として設定する手段と、該特定領域の設定値を記憶する手段と、該特定領域での該ディスク装置のデータ分配のマッピング情報を格納する手段と、該ホストコンピュータからのコマンドが該特定領域へのアクセスコマンドであることを判定する手段と、該特定領域専用のアドレス変換手段と、該特定領域以外の領域専用のアドレス変換手段とを付加し、初期化時、該特定領域には、適当なサイズのブロック毎に同じデータを異なる2台の該ディスク装置に正,副データとして二重化して格納するために、該ホストコンピュータに開放しない上記一部領域を利用して、各ディスク装置の論理アドレス空間を操作し2倍の容量を持つ領域に再構成して、このデータ分配のマッピング情報を上記記憶手段に格納し、該ホストコンピュータが該特定領域をライトアクセスしたときには、上記データ分配のマッピング情報をもとにして、2台の異なる該ディスク装置に同じデータを上記正,副のデータとして二重書きするとともに、パリティの生成,記録を禁止し、該ホストコンピュータが該特定領域をリードアクセスしたときには、上記データ分配のマッピング情報をもとに、2台の異なる該ディスク装置に記録されている同一の上記正,副のデータのいずれか一方を読み出し、該ホストコンピュータから、該特定領域の二重書きを意識することなく、アクセスできるように、該特定領域の二重書きによるアドレスのずれを修正するアドレス変換制御を行なうことを特徴とするアレイ状に配列された記録装置の制御方式。
IPC (2件):
G06F 3/06 301
, G06F 3/06
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