特許
J-GLOBAL ID:200903063478298061

センサレスで整流位置を検出するブラシレスモータの運転制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 竹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-286157
公開番号(公開出願番号):特開平10-225174
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 モータの凡ての運転を通じて、連続して正確な整流位置を検知できるセンサレス整流位置検知方法とその装置を提供するものであって、モータ速度、負荷、PWM周波数、電源電圧の変化にも無関係に動作する、信頼性に優れたセンサレスで整流位置を決定できるブラシレスモータの運転制御方法およびその装置を実現させる。【解決手段】 ロータがモータ内に静止している間に、複数のステータコイルに同時に駆動信号を与えて励磁すると共に、その電流波形を連続的に監視する。前記ステータコイルの電流波形を微分して電流変化率の波形を求め、予め定めた電圧しきい値と比較して、複数のステータコイルの中からアクティブなステータコイルを決定し、このアクティブなステータコイルに駆動信号を与えてモータを起動させる。
請求項(抜粋):
ロータと、その周辺に配設した複数のステータコイルより成るブラシレスモータの運転を制御する運転制御方法において、(a) ロータがモータ内の所定の位置に保持されている時に、1つの駆動信号により複数のステータコイルのそれぞれを同時に励磁する工程、(b) 同時に励磁する前記工程の間に、複数のステータコイルのそれぞれの電流波形を連続的に監視する工程、(c) 複数のステータコイルのそれぞれの電流変化率の波形を規定するために、複数のステータコイルのそれぞれの電流波形を連続的に微分する工程、(d) 複数のステータコイルからアクティブなステータコイルを決定するために、複数のステータコイルのそれぞれの電流変化率の波形と予め定めた電圧しきい値とを比較する工程、(e) モータ内でロータを駆動させるために、アクティブなステータコイルへ1つの駆動信号を加える工程、によって構成し、センサレスで整流位置を検出してモータの運転を制御するようにしたことを特徴とするブラシレスモータの運転制御方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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