特許
J-GLOBAL ID:200903063481461119
液晶パネルにおけるスペーサ空間分布のばらつき評価方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-147633
公開番号(公開出願番号):特開平6-075198
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】スペーサの空間分布のばらつきがどの程度の大きさになれば、許容値以下のギャップのばらつきが発生するかの評価を行うことのできる液晶パネルにおけるスペーサ空間分布のばらつき評価方法を提供する。【構成】液晶パネルを一定の条件の下にモデル化し、このモデル化した液晶パネルの基板1の寸法、板厚、材料物性、スペーサの平均粒子径、粒径分布関数、空間分布、材料物性、及び液晶パネルの負圧を各入力条件とし、液晶パネルの分割によるセグメント11の数を変数条件として、各セグメント11の代表点のギャップを計算し、この計算した各セグメント11のギャップのばらつきが予め設定された許容値以下となるセグメント数を求めることにより、そのときのセグメントの大きさをばらつきの評価値とする。
請求項(抜粋):
対向させて配置した2枚の基板の周縁全体をシール材によって固着して液晶セルを作成し、この液晶セルの内部全体に粒状のスペーサを分散配置するとともに、この液晶セルの内部に液晶を注入した構造の液晶パネルにおいて、前記液晶パネルを複数個に分割した各分割領域をセグメントとするとき、前記基板を薄板理論により変形する板とし、前記スペーサをヘルツの接触理論に従う非線形バネとし、前記シール材を不変形材料若しくは弾性変形する材料とし、前記液晶を前記液晶セル内に一定の圧力を与えるものとしてそれぞれ取り扱い、かつ前記各セグメントに含まれるスペーサの数を一定の条件に従って変化させることにより、液晶パネル内のスペーサの分布密度に一定のばらつきを与えて前記液晶パネルをモデル化し、このモデル化された液晶パネルの基板の寸法、板厚、材料物性、スペーサの平均粒子径、粒径分布関数、空間分布、材料物性、及び液晶パネルの負圧を各入力条件とし、液晶パネルの分割によるセグメント数を変数条件として、各セグメントの代表点のギャップを計算し、この計算した各セグメントのギャップのばらつきが予め設定された許容値以下となるセグメント数を求めることにより、そのときのセグメントの大きさをばらつきの評価値とすることを特徴とする液晶パネルにおけるスペーサ空間分布のばらつき評価方法。
IPC (2件):
G02F 1/13 101
, G01B 11/14
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