特許
J-GLOBAL ID:200903063493377105

処理遅延性能見積もり装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-269400
公開番号(公開出願番号):特開2001-092693
出願日: 1999年09月22日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 ホスト装置のI/O要求の送信パターンに応じて、ディスク装置の処理遅延性能を正確に見積もることである。【解決手段】 計測部12は、ディスク装置3にコマンドが発行されてから、その応答が戻ってくるまでの時間tPROCESS を計測する。データ解析/記憶部13は、統計的なデータ解析を実行して、計測部12で計測された処理時間tPROCESS の確率分布を示す第1の確率分布リスト131を作成し記憶する。見積もり部13は、ホスト装置2からI/O要求の送信パターンが通知されると、第1の確率分布リスト131に基づいて、ディスク装置3の処理遅延性能(D(2,z)およびC(2,Z))を見積もる。これによって、ディスク装置3は、保証確率値C(2,z)が示す信頼度で、遅延保証値D(2,z)が示す時間内に、最後のI/O要求に対する応答の送信できる処理遅延性能を有していると見積もられる。
請求項(抜粋):
ホスト装置が、ディスク装置にI/O要求を発行して、当該ディスク装置からの応答を受け取るシステムを構築するために用いられ、当該ホスト装置および当該ディスク装置と共に動作して、当該ディスク装置の処理遅延性能を見積もるための装置であって、前記ホスト装置から前記ディスク装置に送信されたコマンドの処理が開始される時刻と、当該コマンドの処理が終了した時刻との差を処理時間として計測する計測部と、前記計測部で計測された各処理時間に対して統計的なデータ解析を実行して、当該各処理時間の確率分布を示す第1の確率分布を算出し、記憶するデータ解析/記憶部と、前記ホスト装置からI/O要求の送信パターンが通知され、前記データ解析/記憶部に記憶された第1の確率分布に基づいて、当該送信パターンに応じた前記ディスク装置の処理遅延性能を見積もる見積もり部とを備え、前記処理遅延性能は、前記ディスク装置が、前記送信パターンに従って発行された各I/O要求に対する応答を送信することを保証できる時間に関連する、処理遅延性能見積もり装置。
IPC (3件):
G06F 11/34 ,  G06F 3/06 304 ,  G11B 20/10
FI (3件):
G06F 11/34 S ,  G06F 3/06 304 R ,  G11B 20/10 D
Fターム (17件):
5B042GA34 ,  5B042JJ23 ,  5B042MC28 ,  5B042MC31 ,  5B065BA01 ,  5B065EC03 ,  5B065EK07 ,  5D044AB05 ,  5D044AB07 ,  5D044BC01 ,  5D044CC05 ,  5D044DE38 ,  5D044EF05 ,  5D044FG19 ,  5D044GK18 ,  5D044HL02 ,  5D044HL11

前のページに戻る