特許
J-GLOBAL ID:200903063506301073

対向ピストン型ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小山 武男 ,  中井 俊 ,  小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-358743
公開番号(公開出願番号):特開2005-121174
出願日: 2003年10月20日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
【課題】 対向ピストン型ディスクブレーキを構成する一体型のキャリパ5bを、軽量化の為にアルミニウム合金製とし、且つ、このキャリパ5bの高温時剛性を、コストを抑えつつ維持させる。【解決手段】 上記キャリパ5bのアウタボディ3bとインナボディとの中間部同士を、ヤング率の大きい1対の外側結合ピン16、16と1本の中間結合ピン17とにより連結して、高温下での制動時にも上記両ボディ3b同士の間隔が拡がる方向に変形する事を極力防止する。上記外側結合ピン16、16は、アウタパッド11a及びインナパッドに加わるブレーキトルクを支承する機能も有する。又、上記中間結合ピン17は、パッドクリップ21を係止する機能も有する。この為、剛性確保の為にのみ結合ピンを設ける場合の様に、上記キャリパ5bの製造コストが上昇する事はない。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
車輪と共に回転するロータを挟んで設けられたアウタボディ部及びインナボディ部を一体化したキャリパと、これら両ボディ部に、互いに対向して設けられたシリンダと、これら各シリンダ内に液密に且つ上記ロータの軸方向に関する変位自在に嵌装されたピストンと、この軸方向に関する変位を自在に支持された1対のパッドとを備えた対向ピストン型ディスクブレーキに於いて、上記両ボディ部のロータ径方向内側部分に、上記両パッドのロータ径方向内端縁を当接可能としてこれら各ボディ部毎にロータに近付く方に突出した係止ピンを複数設け、上記ロータの外周縁よりも径方向外寄り部分に中間ピンを、上記両ボディ部の間に掛け渡した状態で設け、この中間ピンと上記両パッドの径方向外周縁との間に弾性材製のクリップを設け、この中間ピンの周方向両側で上記ロータの外周縁よりも径方向外寄り部分に1対の結合ピンを、上記両パッドのロータ周方向両端縁に当接若しくは近接対向させ、それぞれ上記両ボディ部の間に掛け渡すと共に、これら両ボディ部同士の間隔がロータ軸方向に拡がるのを規制可能に設け、上記両結合ピンは上記キャリパを構成する金属材料よりもヤング率の大きな金属材料製とした事を特徴とする対向ピストン型ディスクブレーキ。
IPC (4件):
F16D55/228 ,  F16D65/02 ,  F16D65/095 ,  F16D65/097
FI (4件):
F16D55/228 ,  F16D65/02 E ,  F16D65/095 A ,  F16D65/097 B
Fターム (16件):
3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA66 ,  3J058AA77 ,  3J058AA87 ,  3J058BA68 ,  3J058CA50 ,  3J058CA60 ,  3J058CA63 ,  3J058CA65 ,  3J058CC25 ,  3J058DD02 ,  3J058DD06 ,  3J058EA04 ,  3J058EA08 ,  3J058FA01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (7件)
  • 車両用ディスクブレーキ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-064603   出願人:アイシン精機株式会社
  • 特開平1-210628
  • 特開平1-210628
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