特許
J-GLOBAL ID:200903063506765800

フリクションコーン型伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-307814
公開番号(公開出願番号):特開平7-198012
出願日: 1994年12月12日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】大きなトルクを伝達させることができ、コンパクトな構成のフリクションコーン型伝動装置を提供する。【構成】伝動部材(10)は、フリクションコーン(3,4,5,6)を収容している堅牢な筒状のケージ体(7)を有している。ケージ体(7)は、直列に配置されるフリクションコーン(3,5または4,6)のそれぞれにたいして、該フリクションコーンと連結されるフリクションリング(8または9)を有している。分割側面(11,12)はそれぞれ、ケージ体(7)の軸線と開き角度(β12)を成し、この開き角度は、付設されているフリクションコーン(3,4または5,6)とその回転軸線とが成す開き角度(β1’,β2’)に対応している。伝動部材(10)は、軸線方向に作用する位置調整装置(13,14)と連結されている。少なくとも1つの軸(1,2)にたいして軸線方向に作用する強制的なトルク依存型の押圧装置(15)が設けられている。
請求項(抜粋):
平行な複数個の軸上でそれぞれ回転し、互いに相対的に方向づけられている複数個のフリクションコーンと、これらのフリクションコーンを摩擦連結させている伝動部材とを有しているフリクションコーン型伝動装置において、各軸(1,2)に同方向に向いている少なくとも二つのフリクションコーン(3,4または5,6)が設けられ、伝動部材(10)が、フリクションコーン(3,4,5,6)を収容している堅牢な筒状のケージ体(7)を有し、該ケージ体(7)が、直列に配置されるフリクションコーン(3,5または4,6)のそれぞれにたいして、該フリクションコーンと連結されるフリクションリング(8または9)を有していること、各フリクションリング(8,9)の内側の側面が軸方向に分割されており、これらの分割側面(11,12)がそれぞれ、ケージ体(7)の軸線と開き角度(β12)を成し、この開き角度が、付設されているフリクションコーン(3,4または5,6)とその回転軸線とが成す開き角度(β1’,β2’)に対応していること、伝動部材(10)が、軸線方向に作用する位置調整装置(13,14)と連結されていること、少なくとも1つの軸(1,2)にたいして軸線方向に作用し、ケーシングで支持される、強制的なトルク依存型の押圧装置(15)が設けられていること、を特徴とするフリクションコーン型伝動装置。

前のページに戻る