特許
J-GLOBAL ID:200903063511508980

誘電体共振部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-125106
公開番号(公開出願番号):特開平6-310911
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 小型でかつ機械的強度が高く、しかも良好な特性を有する誘電体共振部品を提供することである。【構成】 誘電体ブロック1には、その内部を貫通するように内導体形成孔2a,2bが設けられる。内導体形成孔2a,2bの内周面には、内導体4が形成されている。誘電体ブロック1の外周面には、第1の端面1aを除く部分に、外導体5が形成されている。内導体形成孔2a,2bの内部には、段差部21a,21bが設けられている。このような段差部21a,21bを設けることにより、誘電体ブロック1の第1の端面1a側の特性インピーダンスと第2の端面1b側の特性インピーダンスとが異ならされている。その結果、内導体形成孔2aの周囲に形成される誘電体同軸共振器と、内導体形成孔2bの周囲に形成される誘電体同軸共振器とが結合する。
請求項(抜粋):
誘電体同軸共振器を内蔵する誘電体共振部品であって、誘電体材料で構成される誘電体ブロック、前記誘電体ブロックの第1および第2の端面に開口部を有し、当該誘電体ブロックの内部を貫通する複数の内導体形成孔、各前記内導体形成孔の内周面に形成された内導体、前記誘電体ブロックの前記第1の端面以外の外周面に形成され、前記第2の端面において前記内導体と接する外導体、および前記誘電体ブロックの前記外周面の少なくとも一面部分に前記外導体と絶縁状態で形成された入力用電極および出力用電極を備え、前記誘電体ブロックは、前記第1の端面の断面形状と前記第2の端面の断面形状とが異なっており、それによって第1の端面側と第2の端面側とで特性インピーダンスが相違していることを特徴とする、誘電体共振部品。
IPC (2件):
H01P 1/205 ,  H01P 5/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-052003
  • 特開平3-124101
  • 特開平3-145803

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