特許
J-GLOBAL ID:200903063512023778
雷雲観測システム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-254219
公開番号(公開出願番号):特開平7-110378
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】雷雲検出精度を向上させ、発雷可能性を判定できるようにする。【構成】エコー強度情報から基準レベルのエコー強度範囲の頂点の高度を求め(1)、高層気象情報に基づいてエコー頂高度をエコー頂温度に換算し(2,3)、エコー強度情報から単位メッシュそれぞれのエコー強度を水分量に換算して鉛直方向の積算処理を行い(4)、この処理結果を雷雲判定基準値と比較することでセルを特定し(5)、ドップラー情報から対流域の有無及びその高度を検出し(6)、エコー強度情報が更新される毎に得られるエコー頂温度、積算水分量、セル特定結果及び対流域検出結果を、相関判定(8)の結果、盛衰判定(9)の結果と共に雷雲履歴ファイルを作成して格納しておき(7)、最新ファイルについてそのファイル情報を基に発雷の可能性を判定する(10)。
請求項(抜粋):
気象レーダからのエコー強度情報から基準レベルのエコー強度範囲の頂点の高度を求めるエコー頂高度算出手段と、高度と温度の関係を示す高層気象情報に基づいて前記エコー頂高度をエコー頂温度に換算するエコー頂温度換算手段と、前記エコー強度情報から単位メッシュそれぞれのエコー強度を水分量に換算し、鉛直方向の積算処理を行う積算水分量算出手段と、この手段による積算水分量を雷雲判定基準値と比較し、積算水分量が基準値以上となる範囲を雷雲の領域を示すセルとして特定するセル特定手段と、ドップラーレーダからのドップラー情報から対流域の有無及びその高度を検出する対流域検出手段と、前記気象レーダからのエコー強度情報が更新される毎に前記エコー頂温度換算手段、積算水分量算出手段、セル特定手段及び対流域検出手段の各処理結果を更新時の付随情報と共にまとめて雷雲履歴ファイルを作成し格納する雷雲履歴ファイル作成格納手段と、前記エコー強度情報の更新時に前記セル特定手段でセルが特定されたとき、前記エコー頂温度換算手段、積算水分量算出手段及び対流域検出手段の各処理結果に基づいて当該セルによって表される雷雲が発達期、成熟期、衰退期のいずれかを判定し、その判定結果を前記更新時の付随情報として前記雷雲履歴ファイル作成格納手段に格納する雷雲盛衰判定手段と、前記雷雲履歴ファイル作成格納手段の最新ファイルについてそのファイル情報を基に発雷の可能性を判定する発雷判定手段とを具備する雷雲観測システム。
IPC (3件):
G01S 13/95
, G01W 1/00
, G01W 1/02
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