特許
J-GLOBAL ID:200903063519178424
ボツリヌス毒素の安定な液体処方物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-083103
公開番号(公開出願番号):特開2007-169301
出願日: 2007年03月27日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】簡便に輸送、貯蔵、および使用され得るボツリヌス毒素の使用のための準備が整った液体処方物を提供すること。【解決手段】選択された筋肉、筋肉群、腺または器官へのコリン作用性入力を阻害する必要がある患者を処置するための組成物。薬学的に有効な用量の使用のための準備が整った安定な液体薬学的ボツリヌス毒素処方物を含み、処方物は、(a)リン酸緩衝剤、リン酸-クエン酸緩衝剤、およびコハク酸緩衝剤からなる群より選択される緩衝成分を含む薬学的に受容可能な緩衝化生理食塩水;(b)血清アルブミン;および(c)単離されたボツリヌス毒素;を含み、組成物は、0°Cと10°Cとの間の温度±10%の温度で少なくとも1年間液体として安定であるか、または10°Cと30°Cとの間の温度±10%の温度で少なくとも6ヶ月間液体として安定であり、組成物は、さらに再構成する必要なく哺乳動物に対して薬剤として投与するために適切である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
選択された筋肉、選択された筋肉群、選択された腺または選択された器官へのコリン作用性入力を阻害する必要がある患者を処置するための組成物であって、
該組成物は、薬学的に有効な用量の使用のための準備が整った安定な液体薬学的ボツリヌス毒素処方物を含み、
該液体薬学的ボツリヌス毒素処方物は、
(a)リン酸緩衝剤、リン酸-クエン酸緩衝剤、およびコハク酸緩衝剤からなる群より選択される緩衝成分を含む薬学的に受容可能な緩衝化生理食塩水であって、該緩衝化生理食塩水は、pH5とpH6との間の緩衝化pH範囲を提供する、緩衝化生理食塩水;
(b)血清アルブミン;および
(c)単離されたボツリヌス毒素;
を含み、
該組成物は、0°Cと10°Cとの間の温度±10%の温度で少なくとも1年間液体として安定であるか、または10°Cと30°Cとの間の温度±10%の温度で少なくとも6ヶ月間液体として安定であり、
該組成物は、さらに再構成する必要なく哺乳動物に対して薬剤として投与するために適切である、組成物。
IPC (19件):
A61K 35/74
, A61K 9/08
, A61K 47/42
, A61K 47/04
, A61K 47/12
, A61P 21/02
, A61P 27/02
, A61P 27/16
, A61P 43/00
, A61P 9/00
, A61P 19/08
, A61P 25/00
, A61P 25/16
, A61P 25/08
, A61P 15/02
, A61P 25/04
, A61P 25/06
, A61P 19/02
, A61P 11/06
FI (19件):
A61K35/74 D
, A61K9/08
, A61K47/42
, A61K47/04
, A61K47/12
, A61P21/02
, A61P27/02
, A61P27/16
, A61P43/00 101
, A61P9/00
, A61P19/08
, A61P25/00
, A61P25/16
, A61P25/08
, A61P15/02
, A61P25/04
, A61P25/06
, A61P19/02
, A61P11/06
Fターム (30件):
4C076AA12
, 4C076BB11
, 4C076CC09
, 4C076CC10
, 4C076DD26Z
, 4C076DD43Z
, 4C076EE41Q
, 4C076FF36
, 4C076FF61
, 4C076FF64
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BC69
, 4C087CA10
, 4C087MA01
, 4C087MA17
, 4C087MA55
, 4C087NA14
, 4C087ZA01
, 4C087ZA06
, 4C087ZA08
, 4C087ZA23
, 4C087ZA29
, 4C087ZA31
, 4C087ZA33
, 4C087ZA34
, 4C087ZA59
, 4C087ZA81
, 4C087ZA94
, 4C087ZA96
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (5件)
-
INFECT. IMMUN., 199806, 66(6), 2420-2425
-
ACS SYMPOSIUM SERIES (FORMULATION AND DELIVERY OF PROTEINS AND PEPTIDES), 1994, (567), 193-203
-
APPL. ENVIRON. MICROBIOL., 1992, 58(10), 3426-3428
-
JOURNAL OF INFECTIOUS DISEASES, 1932, 51, 243-254
-
J. BACTERIOL., 1957, 73(5), P.597-601
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