特許
J-GLOBAL ID:200903063521564935

超音波モータの駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-202430
公開番号(公開出願番号):特開平10-052073
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 超音波モータの起動性が良く細かな駆動制御が行え、しかも駆動効率の良い超音波モータの駆動回路を提供する。【解決手段】 超音波モータを駆動する圧電素子1および帰還抵抗をインバータ回路2の入力端子、出力端子間に接続し、これら端子のそれぞれに第1、第2の容量素子3、4を接続して発振回路6を構成する。制御回路10は、発振動作開始時に所定時間の間、発振回路6の共振周波数の近傍の周波数のクロック信号をクロック信号発生回路7からインバータ2の入力端子に出力せしめ圧電素子1を強制発振させる。これにより、圧電素子1は速やかに発振し、起動性が向上する。この後、制御回路10はインバータ回路2への出力をフローティング状態として発振回路6をそれ自体のみにより発振させる。これにより、発振回路6はそれ自体の共振周波数にて発振動作を行うため駆動効率が良い。
請求項(抜粋):
圧電素子と、上記圧電素子を入力端子、出力端子間に接続したインバータ回路と、上記インバータ回路の入力端子、出力端子のそれぞれに対応して接続された負荷容量としての第1、第2の容量素子と、上記インバータ回路の入力端子、出力端子間に接続された帰還抵抗とからなる発振回路を具備する超音波モータの駆動回路において、上記発振回路の共振周波数近傍の周波数のクロック信号を出力するクロック信号発生回路と、上記発振回路の動作を開始する際に所定時間の間、上記クロック信号を上記インバータの入力端子に出力して上記発振回路を強制発振させる制御回路とを設けたことを特徴とする超音波モータの駆動回路。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-218961
  • 特開昭61-218961

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