特許
J-GLOBAL ID:200903063526453457

スライディング相関器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-327294
公開番号(公開出願番号):特開平5-167558
出願日: 1991年12月11日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 微小な周波数偏差やジッタ等によって同期が外れた場合、高速に同期再補捉することができるスライディング相関器の提供を目的とする。【構成】 同期再補捉中一致カウント数または不一致カウント数が初期スレッショルドあるいは更新スレッショルドを越えたとき、直ちに次の初期位相の相関をとるスライディング相関器において、同期が外れたときの擬似雑音系列発生器から出力される擬似雑音系列の初期位相を中心として、その前後の初期位相の近い方から順次相関をとっていく構成を有する。
請求項(抜粋):
同期保持状態で同期が外れたことを検出する手段と、n個の初期位相を持つ1周期nチップ長の擬似雑音系列によって拡散されている2値化された受信信号の1チップと擬似雑音系列発生器から出力された擬似雑音系列の1チップが一致したか否かを判断する手段と、一致したチップ数をカウントする手段と、前記擬似雑音系列発生器から出力された擬似雑音系列のチップのカウント数と前記一致カウント数から不一致カウント数を出力する手段と、一致カウント数と不一致カウント数を比較し小さい方の小値カウント数を出力し、かつ設定されたスレッショルド値と前記小値カウント数を比較する比較手段と、あらかじめ初期スレッショルドが設定されており、スレッショルド更新信号の入力によって前記比較手段の出力である更新スレッショルドに更新記録可能であるスレッショルド記憶手段と、擬似雑音系列の1周期を検出したときスレッショルド更新信号を出力し、かつ擬似雑音系列の1周期を検出したときまたは前記小値カウント数が初期スレッショルドまたは更新スレッショルドより大きいとき位相制御信号を出力し、かつn回位相制御信号を検出したときおよび擬似雑音系列の1周期を検出したとき最大検出タイミング信号を出力する手段と、前記位相制御信号を入力し同期が外れたときの擬似雑音系列の初期位相を中心として、その前後の初期位相の近い方から順次相関をとる擬似雑音系列発生器を備えたフライディング相関器。

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