特許
J-GLOBAL ID:200903063530852048

吸収冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-163036
公開番号(公開出願番号):特開2002-349988
出願日: 2001年05月30日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】低負荷域の効率を向上でき、作り勝手が良く運搬及び納入等も容易で省スペースで設置でき、かつ、蒸発器の冷媒量のアンバランスを自動修正して運転できる吸収冷凍機を得ることにある。【解決手段】蒸発器、吸収器、再生器67、及び凝縮器3を備える吸収冷凍機を前提とする。蒸発器11又は41、両蒸発器の冷媒ノズル20又は40に冷媒を供給する冷媒ポンプ13又は43、吸収器12又は42、及び両吸収器内の低濃度の臭化リチウム溶液を再生器側に供給する溶液ポンプ14又は44を有する蒸発器・吸収器系統12を設ける。両系統の内の1系統のみを低負荷域で用いる片肺運転と、両系統を共に用いる両肺運転とを切換える構成とする。冷媒レベルセンサ6869で検出した両蒸発器内の冷媒の高さに基づき、分岐冷媒ライン83a、83bの操作弁8485を自動開閉し、両蒸発器1444での冷媒量のアンバランスを自動修正する。
請求項(抜粋):
冷媒ノズルを有し冷水が流通する蒸発器チューブに前記冷媒ノズルから冷媒を散布することにより前記冷媒を蒸発気化させて冷媒蒸気とする蒸発器と、溶液ノズルを有し前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を前記溶液ノズルから散布される濃度の濃い臭化リチウム溶液に吸収させる吸収器と、前記冷媒蒸気を吸収して低濃度となった臭化リチウム溶液を加熱してこの溶液中の冷媒を蒸発させて濃度が濃くなった臭化リチウム溶液を前記吸収器に供給する再生器と、この再生器で発生した冷媒蒸気を凝縮させて凝縮液化した冷媒を前記蒸発器に供給する凝縮器とを備えた吸収冷凍機において、前記蒸発器、前記冷媒ノズルに冷媒を供給する冷媒ポンプ、前記吸収器、及び前記吸収器内の低濃度の臭化リチウム溶液を前記再生器側に供給する溶液ポンプを有する複数の蒸発器・吸収器系統と、これらの系統と同数分岐されて前記各蒸発器に個別に前記凝縮器から供給される冷媒を導く分岐冷媒ラインに設けられた切換え弁を含んで、所定負荷以下では複数の前記蒸発器・吸収器系統のうちの一部を使用するとともに他の系統を休止して運転させ、かつ、前記所定負荷より大きい負荷域では、前記一部の系統と、前記休止した系統の内の少なくとも一部の系統とを共に使用して運転させる切換え弁と、前記各蒸発器・吸収器系統の蒸発器に夫々設けられた冷媒レベルセンサと、これらレベルセンサが検出した各蒸発器内の冷媒の液面高さに基づいて、前記分岐冷媒ラインの切換え弁を介してこのラインを通る冷媒量を制御するコントローラと、を備えたことを特徴とする吸収冷凍機。
IPC (3件):
F25B 15/00 303 ,  F25B 15/00 ,  F25B 15/00 306
FI (3件):
F25B 15/00 303 J ,  F25B 15/00 303 A ,  F25B 15/00 306 R
Fターム (14件):
3L093BB12 ,  3L093BB13 ,  3L093BB29 ,  3L093BB31 ,  3L093BB32 ,  3L093CC00 ,  3L093DD09 ,  3L093EE21 ,  3L093GG04 ,  3L093JJ02 ,  3L093JJ06 ,  3L093KK01 ,  3L093KK03 ,  3L093LL03

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