特許
J-GLOBAL ID:200903063536188751
超音波診断装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127772
公開番号(公開出願番号):特開平8-317923
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】超音波の走査方向と、これに直交する方向の生体内の媒質の不均一の補正を行なう超音波診断装置を提供する。【構成】第1の遅延2は被検体が音速既知の均一媒質と仮定し、探触子1の各素子の受信信号に対し解析的に求めた初期遅延時間分布を与える。第1の遅延部2の出力信号の数は受信信号数に等しく、第1の加算部3で第1の遅延部2の複数の出力信号を加算し、相関演算の対象となる加算信号を出力する。相関演算部5で加算信号の間の時間差を検出し、第2の遅延部4で第1の遅延部2で与えた遅延時間に追加してこの時間差を各加算信号に与え、受信信号の到達時間のばらつきを補正する。第2の遅延部4の出力信号を第2の加算部6で加算し、目的方向に指向性を持つ超音波ビームを形成する。【効果】小さい回路規模で2方向の補正を効率的にできる。
請求項(抜粋):
被検体内に超音波パルスビームを送受信する複数の素子が、前記超音波パルスビームの走査方向と該走査方向と直交する方向の2方向に配列されてなる探触子と、前記各素子で得る受波信号に遅延を与える第1の遅延部と、該第1の遅延部の複数の出力信号を加算して、複数の加算信号を出力する第1の加算部と、該第1の加算部の出力信号の間の相関演算を行う相関演算部と、前記加算信号に遅延を与える第2の遅延部と、該第2の遅延部の出力信号を加算する第2の加算部とを有し、前記第2の遅延部の与える遅延が、前記相関演算部の演算結果に基づいて決定される超音波診断装置において、前記第1の加算部が出力する加算信号のそれぞれは、互いに等しい数の前記素子からなる素子群を構成する前記各素子で得る前記受波信号の和であり、前記走査方向で隣接する前記素子群の幾何学的な重心位置の間の距離のそれぞれと、前記走査方向に直交する方向で隣接する前記素子群の幾何学的な重心位置の間の距離のそれぞれと、がそれぞれ等しい距離であることを特徴とする超音波診断装置。
IPC (5件):
A61B 8/00
, G01N 29/22 501
, G01S 7/523
, G01S 7/526
, G01S 15/89
FI (5件):
A61B 8/00
, G01N 29/22 501
, G01S 7/52 F
, G01S 7/52 J
, G01S 15/89 B
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