特許
J-GLOBAL ID:200903063557984540

画像形成方法、定着方法及びトナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 敬介 ,  山口 芳広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-139136
公開番号(公開出願番号):特開2009-288380
出願日: 2008年05月28日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
【課題】離型層を持つ定着部材を用いた場合においても、低温定着性と耐低温オフセット性を両立できる画像形成方法を提供する。【解決手段】トナー像を担持する記録材を加圧部材63と像加熱部材30とで形成されるニップ部Ntを通過させることにより加熱加圧定着する定着工程を有する画像形成方法において、該像加熱部材は、最表層として離型層、その下層に蓄熱層33、更にその下層に弾性層32を有するローラであり、該像加熱部材は、熱伝導フィラーとしてAl及び/又はZn化合物を含有し、その存在割合が、全元素量に対して0.10質量%以上3.00質量%以下であり、該トナーは、メタノール中にて1時間撹拌し、乾燥した後のメタノール濡れ性をW(a)、乾燥した後に更に、該トナーのガラス転移温度にて3時間加熱した後のメタノール濡れ性をW(b)とすると、2%≦W(b)-W(a)≦15%、40%≦W(b)≦75%を満たす。【選択図】図4
請求項(抜粋):
静電潜像担持体を帯電手段により帯電する帯電工程、該帯電された静電潜像担持体を露光して静電潜像を形成する露光工程、該静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する現像工程、該トナー像を中間転写体を介して、又は介さずに記録材へ転写する転写工程、該トナー像を担持する記録材を加圧部材と回転可能な像加熱部材とで形成されるニップ部を通過させることにより加熱加圧定着する定着工程を有する画像形成方法において、 該像加熱部材は、外部加熱手段により最表層表面から加熱され、 該像加熱部材は、最表層として厚さ5μm以上200μm以下の離型層を有しており、その下層として蓄熱層を有し、更にその下層として弾性層を有するローラであり、 該像加熱部材は、熱伝導率5.0W/mK以上の熱伝導フィラーを含有し、該熱伝導フィラーはAl及び/又はZn化合物であり、 該像加熱部材の表面をEPMA(電子線マイクロアナライザー)により測定した際の該熱伝導フィラーに由来するAl及び/又はZn元素の存在割合が、EPMAで検出される全元素量に対して0.10質量%以上3.00質量%以下であり、 該蓄熱層の単位面積あたりの熱容量が100J/m2K以上600J/m2K以下であり、 該トナーは少なくとも結着樹脂、着色剤、ワックスを含有しており、 該トナーをメタノール中にて1時間撹拌し、乾燥した後のメタノール濡れ性をW(a)、該トナーをメタノール中にて1時間撹拌し、乾燥した後に、該トナーのガラス転移温度にて3時間加熱した後のメタノール濡れ性をW(b)とすると、 2%≦W(b)-W(a)≦15% 40%≦W(b)≦75% を満たすことを特徴とする画像形成方法。
IPC (3件):
G03G 15/20 ,  G03G 9/08 ,  G03G 9/087
FI (4件):
G03G15/20 515 ,  G03G9/08 ,  G03G9/08 365 ,  G03G9/08 381
Fターム (16件):
2H005AA06 ,  2H005AB09 ,  2H005CA14 ,  2H005EA10 ,  2H033AA02 ,  2H033AA09 ,  2H033AA30 ,  2H033AA32 ,  2H033BA25 ,  2H033BA26 ,  2H033BB04 ,  2H033BB05 ,  2H033BB14 ,  2H033BB15 ,  2H033BB21 ,  2H033BB26
引用特許:
出願人引用 (17件)
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審査官引用 (8件)
  • トナー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-191390   出願人:キヤノン株式会社
  • 像加熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-310120   出願人:キヤノン株式会社
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-099418   出願人:キヤノン株式会社
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