特許
J-GLOBAL ID:200903063561631228

楽音発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川浪 薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-246012
公開番号(公開出願番号):特開平6-067671
出願日: 1992年08月24日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】本発明は、電子楽器において楽音信号を発生する楽音発生装置に関し、繰り返し部分の楽音波形データを繰り返し読み出す際にも不連続な部分が発生せず、楽音のつながりが自然になるとともに不要な高次倍音の発生を防止することができ、高音質の楽音が得られる楽音発生装置を提供することを目的とする。【構成】読み出し方式を採用する楽音発生装置であって、波形メモリには、楽音の立ち上がり部分に続く移行部分の波形データとして、楽音の立ち上がり部分に続く定常部分の所定区間の波形データに減衰特性の重み付けを施したものと、定常部分の所定周期の波形データを切り出してこれを複数連結し、この連結された波形データに位相情報の変更を伴わないフィルタ処理を施し、このフィルタ処理を施した楽音波形データから前記所定周期と同周期の波形データを切り出し、この波形データを前記所定区間に含まれる波数と同波数だけ連結して立上り特性の重み付けを施した波形データとを加えてなる波形データを記憶し、繰り返し部分の波形データとして、前記フィルタ処理後の波形データを記憶して構成される。
請求項(抜粋):
楽音の立ち上がり部分と、該立ち上がり部分に続く移行部分と、該移行部分に続く繰り返し部分の各波形データより成る楽音波形データが記憶された波形メモリを具備し、前記楽音の立ち上がり部分、移行部分及び繰り返し部分を連続して1回読み出した後に前記繰り返し部分を繰り返し読み出して楽音を発生する楽音発生装置であって、前記波形メモリには、前記移行部分の波形データとして、楽音の立ち上がり部分に続く定常部分の所定区間の波形データに減衰特性の重み付けを施したものと、前記定常部分の所定周期の波形データを切り出してこれを複数連結し、この連結された波形データに位相情報の変更を伴わないフィルタ処理を施し、このフィルタ処理を施した波形データから前記所定周期と同周期の波形データを切り出し、この波形データを前記所定区間に含まれる波数と同波数だけ連結して立上り特性の重み付けを施した波形データとを加えてなる波形データを記憶し、前記繰り返し部分の波形データとして、前記フィルタ処理後の波形データを記憶したことを特徴とする楽音発生装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-017496
  • 特開昭59-030599

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