特許
J-GLOBAL ID:200903063562280917

機械式鉄筋継手、継手構成部材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-241392
公開番号(公開出願番号):特開平10-061107
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 ロックナットやカプラーの螺合及び螺進を伴う鉄筋の連結作業を簡略化することが可能であると共に、部品点数管理等を容易化でき、またロックナットをカプラーに圧着させる際のトルク管理を容易かつ確実に行える機械式鉄筋継手を提供する。【解決手段】 第1ロックナット7とカプラー5とを、手動工具のトルクを受けて破断する程度の強度を有したブリッジ11を介して連結する。また第1ロックナット7を回転軸方向に2分割し、これらの間をトルク設定ブリッジ13を介して連結する。このトルク設定ブリッジ13の破断強度を、上記ブリッジ11の破断強度よりも高く、かつ上記第1ロックナット7をカプラー5に圧着させるに適した規定トルクに対応して設定する。
請求項(抜粋):
接続すべき第1鉄筋(1)と第2鉄筋(2)との端部にそれぞれ第1雄ねじ部(3)と第2雄ねじ部(4)とを設け、第1ロックナット(7)と、内部に雌ねじ部(6)を有した筒形のカプラー(5)とを上記第1鉄筋(1)の第1雄ねじ部(3)に螺合し、第2ロックナット(8)を螺合した状態の第2鉄筋(2)の第2雄ねじ部(4)に向けてカプラー(5)を螺進し、その雌ねじ部(6)を双方の鉄筋(1)(2)の各雄ねじ部(3)(4)に螺合した状態において、各雄ねじ部(3)(4)に螺合したロックナット(7)(8)をそれぞれ上記カプラー(5)に圧着させるようにした機械式鉄筋継手において、上記第1ロックナット(7)とカプラー(5)とは、両者(5)(7)の雌ねじ部(6)(9)のピッチが連続するように配置すると共に、両者(5)(7)を、手動工具のトルクを受けて破断する程度の強度を有したブリッジ(11)を介して連結したことを特徴とする機械式鉄筋継手。

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