特許
J-GLOBAL ID:200903063563416014

異形断面条の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-192997
公開番号(公開出願番号):特開平7-024546
出願日: 1993年07月09日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 1個又は同一断面形状を有する複数個の中央側厚肉部分及び両端に位置する端部側厚肉部分と薄肉部分とがそれぞれ幅方向に交互に連続せしめられた異形断面条を、中央側厚肉部分と端部側厚肉部分とが均一な板厚となるように形成する。【構成】 薄肉部分4を形成せしめる複数の凸条部5aが形成されており凸条部5a,5a間の溝5bの深さHcより端部側の凸条部5aの軸端側部分5cの深さHeが被圧延金属帯の板厚及び軸端側部分5cに対応する部分の板幅によって定まる値以上に深く形成されている凸条部付きワークロール5とフラットワークロール6との間隙を薄肉部分4の厚さとなる軸間距離を有する状態に設置して、これらワークロール5,6間に製造される異形断面条1の厚肉部分2,3の板厚より厚い板厚の被圧延金属帯を通板して異形断面条1を製造する。
請求項(抜粋):
1個又は同一断面形状を有する複数個の中央側厚肉部分(2)及び両端に位置する端部側厚肉部分(3)と薄肉部分(4)とがそれぞれ幅方向に交互に連続せしめられた異形断面条(1)を、対向する凸条部付きワークロールとフラットワークロールとの間に長方形断面の被圧延金属帯(10)を通板して製造するに際し、薄肉部分(4)を形成すべき凸条部(5a,5a)間に形成される中央側厚肉部分(2)形成用の溝(5b)の深さ(Hc)よりも、製造される異形断面条(1)の端部側厚肉部分(3)に連続する薄肉部分(4)を形成すべき凸条部(5a)の軸端側部分(5c)の深さ(He)が、被圧延金属帯(10)の板厚(T0)及び前記軸端側部分(5c)に対応する部分の板幅(W2)によって次式より定まる値ΔTΔT=B-A(W2/T0)但し、A及びBは被圧延金属帯(10)の材質などによって異なる定数以上に深く形成されている凸条部付きワークロール(5)とフラットワークロール(6)とを凸条部(5a)とフラットワークロール(6)との間隙が製造される異形断面条(1)の薄肉部分(4)の厚さとなる軸間距離を有する状態に設置し、これらワークロール(5,6)間に製造される異形断面条(1)の中央側厚肉部分(2)の板厚(T1)及び端部側厚肉部分(3)の板厚(T2)よりも厚い板厚(T0)の被圧延金属帯(10)を通板することを特徴とする異形断面条の製造方法。
IPC (3件):
B21H 8/00 ,  B21B 1/08 ,  B21B 27/02

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